救済法案、参議院での審議時間が衆議院より長くなった理由

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こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

昨日の参議院本会議で審議入りしたいわゆる「救済法案」、今日明日で参議院における委員会質疑が行われます。

本日は対政府質疑6時間、参考人質疑2時間と丸一日ぶっ通しで審議が行われ、維新からは弁護士でもある串田誠一議員が80分間(!)、政府に対して救済新法の実効性を問いただしました。

通常、法案の審議時間というのは衆参の「見合い」がありまして、だいたい同じ審議時間・内容に揃えられるのが通例です。しかしながら今回は参議院の方が審議時間がプラスされ、また呼ばれる参考人についても人数が多くなっています。

これは衆→参へと議案が送付される際、まったく日程をおかずに連続審議となったからです。水曜日の午後に衆議院で可決され、その約1時間後には参議院本会議で審議に入りました。

これは通常であればありえない話で、本来的には

衆議院で可決されなければ参議院の本会議はセットできない→本会議がセットされなければ、質問通告すら正式にはできない→質問準備ができない

わけですから、参議院から見ればまったく準備時間が足りないということになります。まあもちろん、政治的事情に鑑みながら水面下では質問・原稿を準備していますし、政府サイドも受け取って答弁を書いてあるわけですが…。

「熟議の府」である参議院なのに、こんな真偽のやり方はおかしい・拙速だという批判の声があがり、協議の結果、衆議院よりも充実した審議時間や参考人承知を!という展開になったわけですね。

本来的には衆参それぞれこの3倍くらい審議時間があっても良いほどの重要法案。しかしながら、与野党協議会の積み上げがあるという特殊な背景な、今国会中の成立を目指すという事情もあって、制約を抱えながらの法案審議ではあります。

明日の私の対総理質疑の持ち時間は55分、その後は本会議でも討論に立ちます。一つでも有効な答弁が獲得できるように、最後の最後まで。ご注目いただければ幸いです。

それでは、また明日。

議員席から見た議場 参議院HPより


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年12月9日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。

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