「放送禁止ソング」若者の間で大流行 「この世の終わりみたい」「地獄のような歌詞」その内容とは

J-CASTニュース

   Adoさんが歌う「新時代」や、SEKAI NO OWARIの「Habit」、Official髭男dismの「Subtitle」など、様々なヒット曲が生まれた2022年。そして今、中毒性あるリズムと過激な歌詞を特徴に、若者向け動画SNS「TikTok」などで流行中の楽曲がある。

  • 若者の間で「放送禁止ソング」が大流行(画像はイメージ)

    若者の間で「放送禁止ソング」が大流行(画像はイメージ)

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「ハンパない中毒性」「リズムが好きだからつい聞いてしまう」

   若者の間で流行しているのは、Bar Yahmanの「Yahman Hard Bass (feat. Blacky Taiki & 崖の上のオニョ)」という楽曲だ。

   福岡市の繁華街・中洲にあるバーが作った楽曲は、中毒性あるメロディとアップテンポな曲調が特徴。歌詞はロバートの秋山竜次さん、流れ星のちゅうえいさん、ブラックマヨネーズの小杉竜一さんなど、人気お笑い芸人の持ちネタが散りばめられたコミカルなものとなっている。

   しかし、歌詞にはテレビなどでは放送できないような下品な言葉も多用されている。作品のジャケットには、未成年者の視聴が好ましくない作品を意味する「Parental Advisory」のロゴが記され、ストリーミングサービスの配信では「露骨な内容の歌」を指す「E」のマークがつく。

   作品のリリースは22年3月25日だが、10月に突如注目を浴びる。同曲にのせて若者がダンスを踊る動画がTikTok上に相次いで投稿され、一大ブームが巻き起こった。

   10月25日には「SNSで今一番話題の曲」をランク付けしたSpotifyの「バイラルトップ50(日本)」で1位になり、その後も1週間以上1位を維持。11月になっても人気は衰えず、12月5日現在も6位と高順位を維持している。YouTubeの楽曲の再生回数も、同日時点で222万回を記録している。

   YouTubeのミュージックビデオのコメント欄では「この世の終わりみたいな歌」「聞くだけで偏差値10下がる」「地獄のような歌詞」「そこら辺の中学生のほうがもっとまともな歌詞書ける」などと、歌詞の内容に言及する声が続出。一方で「頭に残りまくるハンパない中毒性がある」「この曲はリズムが好きだからつい聞いてしまう」「頭から離れない」「やばい、洗脳された」「これで紅白出てほしい」などと、中毒性ある歌のとりこになった人も多いようだ。

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