【うまい】松屋の店舗限定「カットステーキのビーフストロガノフ」がいい感じだった / 濃厚なビーフが染みわたるウマさ

ロケットニュース24

松屋が「カットステーキのビーフストロガノフ」をテスト販売している。ピーフを使用した、カレーではない煮込み系の料理は久しぶりな気がする。

全国69店舗限定で、一覧は公式HPにて確認可能。掲載されているイメージ写真に添えられた “ごろごろのカットステーキ” という一文が実に魅力的だ。さっそく食べに行ってみることに。

・850円~

最寄りの対象店舗にやってきたところ、店頭にポスターが出ていた。


バリエーションはライスの並盛(税込み850円)と大盛り(910円)。そしてロカボチェンジ(850円)のみ。ライス周りの増量か変更のみで、ビーフストロガノフの量は変えられないもよう。


とりあえずライスを大盛りでオーダー。すると、提供までに少しかかるとのことだった。とは言ってもここは松屋。10分もしないうちに料理は出てきたのだが、待っている間に目に入った壁のポスターの内容が地味に興味深かった。


4年前まで くし切り じゃなかったってマジかよ。ぶっちゃけ4年より前の玉ねぎがどうだったのか全く記憶にない

かつて他社と比較する記事で玉ねぎを地道に全撤去したことがあったが、松屋の玉ねぎは加熱により形状が崩壊しているタイプだ。

以前のスタイルが記憶に残っていないのはそのせいかもしれない。そして、他の切り方と比べてだと思うが、くし切りが “意外に手間がかかる” というのも興味深い事実。

もしかして機械じゃなく、人の手で切っているのだろうか? それとも機械にとっては くし切り が難しいというパターンか? 地味に気になる。

さらに、56年間で最低32回もタレが変わっているそう。ほぼ1年~2年に1回のペースで変わってる……ってコト!? 言われてみれば、微妙に味が違う気がした時もあったかもしれない。



・サラっとしつつも味は濃いめ

そんな感じで、思った以上に興味深かった壁のポスターに気を取られているうちに完成していたのがこちら。ライスは大盛りだ。


はっきりと目につく具材は、わりと大きめなサイズにカットされた玉ねぎ。


そして待望のビーフ。同じようなサイズの平らなものとブロック状のものが、合計で5、6個ほど入っている。


箸でつまんだ印象としては、けっこう硬めに感じられたこちらの肉。食べてみると、それなりに硬さはありつつも、どちらかと言えば柔らかいと言えなくもないような、そういう塩梅だ!

確かにこれはカットステーキ。トロトロになっていたり、ホロホロと崩れるタイプではない。ちゃんと牛の存在を感じられる

そしてスープ部分はサラッとしていそうなビジュアル。


粘度が低めなので軽めな仕上がりかと思いきや、食べてみると思ったよりオイリー感があり、味付けは濃いことが発覚! これなら大盛りのライスに混ぜても物足りなさを感じることはなさそう。

ポスターにある “コクうま” という言葉に反しない、深みのある味わいだ。どこを食ってもジワッとビーフのうま味が漂う。

これは、間違いなく万民にウケる一品だ。もし近所で実施している店舗を発見したら、とりあえずブッこんでみて損はしないと思う! もっと気温が下がってくると、より美味しく感じられそう。冬に本領を発揮するタイプのウマさ。

参考リンク:松屋
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

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