Microsoft 365 Family/Personalサブスクリプションに付属する、独自ドメインによるメールアドレス作成機能が廃止の方向にあると海外メディアが報じている。
Microsoft 365 Family/Personalでは、ユーザーの独自ドメインを使ったメールアドレスを作成してOutlook.comで利用できる。レジストラはGoDaddyのみという条件はあるものの、これを使えば「outlook.com」などMicrosoftが提供するドメインではない独自のドメインが利用できたわけだが、今回、BigTechWireが入手した情報によると、この機能は廃止の方向に向かっているようだ。具体的には、11月30日以降、独自ドメインによる新しいメールアドレスをOutlook.comのメールボックスに関連付けられなくなるというもので、すでに設定済みのユーザーは以後もメールアドレスを利用できるが、新規の設定は行えなくなるという。独自ドメインを取得していれば目的ごとにアドレスを作っては消すという運用をしていた人も多いはずで、かなりの痛手となることが予想される。今回BigTechWireが入手した情報はMicrosoftが契約者に送信したとされる通知メールの文面であり、続報が待たれるところだ。
【記事修正 2022年11月9日 0:50】
記事タイトルおよび記事本文に誤解を招く記述があったため修正しました。今回、廃止の方向にあるとBigTechWireが報じたのは、「Microsoft 365 Family」および「Microsoft 365 Personal」で提供されている「Outlook.com」における独自ドメイン機能についてです。