コンクリートと鉄筋で「実際に乗れる自転車」を作り上げてしまった猛者が現れる

GIGAZINE
2022年10月30日 09時00分
動画



軽量さと丈夫さが追求される自転車業界に一石を投じるかのごとく、全身を鉄筋とコンクリートで固めた重量134.5kgの自転車を作り上げてしまった人物が登場しました。

Epic Cycling | 134.5 kg Concrete Bike – YouTube
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コンクリートで自転車を作成したのはYouTubeチャンネルのPlay To DIYです。このチャンネルはさまざまなDIYに挑戦しており、大量のマッチ棒で火山を作ったり、スイカに蛇口を突き刺したりした動画は見たことがある人もいるはず。


Play To DIYはまずボードで型取りを行います。実際の自転車のパーツとも合わせ、慎重に位置を調整します。


そうして型に合わせて木枠を組み立てていきます。


次に鉄筋と針金で骨組みを作成。


骨組みを木枠に入れ、コンクリートを流し込んでいきます。


こうして自転車のフレームが完成。この時点ですでにかなり重そうです。


同じようにフレームを作り、2つを組み合わせてボディが完成。


次にPlay To DIYはチェーン・クランクアーム・ペダルの製作に取り掛かります。チェーンを取り付けるギアは本物の自転車のそれを採用するPlay To DIY。


しかし、そのまま使わず周囲をコンクリートで固めます。


こんな感じでチェーンを巻き付けます。


続いてクランクアームにも容赦なくコンクリートを流し込みました。


次はペダルです。自転車から取り外したペダルの大きさを測り……


またしてもコンクリートを注入。


スタイリッシュだったペダルは見る影もなく、穴のあいた豆腐のようになってしまいました。


今度はサドルにも手を加えます。Play To DIYはサドルからすべてのパーツを外し……


コンクリートではなく粘土で周囲を覆っていきます。


そしてコンクリートを注入。


インテリアにも使えそうなサドルが誕生しました。


自転車だけでなくヘルメットもしっかりコンクリート製にしようとするPlay To DIY。


型取りをしっかり行ったおかげで、形が保たれたヘルメットができあがりました。


ただし頭と接する裏側もコンクリート製なので、とても固そう。


続いてはハンドルです。これまでと同様鉄筋とコンクリートで作っていきます。


できあがったのがこんな感じ。


最後は自転車の命ともいえるタイヤ。


チューブから何からすべて取り払い、フレームだけの姿に変えたあと……


当然のごとくコンクリートを流し込んでいきます。


こんな感じでタイヤを2つ作って完成。後は組み立てです。


パーツ同士の接合部はさすがにコンクリート製とはいかなかった様子。


3人がかりで組み立てます。


チェーンを巻き付け……


完成。


Play To DIYはコンクリート製自転車に実際に乗り、スイスイと動く様子を披露しました。


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