【匠の部屋】「vPro搭載PCの買い方は?」「EMAをどうやって準備する?」、情シスのリアルな悩みに匠が答える![Sponsored]

INTERNET Watch

10月5日に開催されたクローズドイベント「ドキッ! 情シスだらけのオンラインミーティング」の模様をレポート

 「日々、課せられる無理難題の数々に頭を抱えている情シスの皆さまへ」ということで、 10月5日に行われた「ドキッ! 情シスだらけのオンラインミーティング」。当日は多くの情シスの方にご参加いただき、インテル vPro プラットフォームについて様々な疑問を頂くことができた。

 これらについては、今後の【匠の部屋】でも解決していきたいと思うが、いくつかの疑問については当日にお答えすることができたので、その様子などをレポートしていきたい。

節電にも!? 導入事例に見るvProの魅力

 当日はメインコンテンツである座談会「vProとIT業務への疑問、悩みは匠に聞け!」に先駆けて、まずはvProの導入事例についての紹介が行われた。それが、以下の事例だ。

 このうち、名古屋市療養サービス事業団では、訪問介護を行う看護師さんのPCのメンテナンスが課題に。コロナ禍の中で出社をせず、直行直帰で持ち歩くようになったノートPCに、どうやってWindows Updateを確実に行うか? その解決にvProが役立っていた。

 一方、株式会社ブライトインターナショナルでは、セキュリティの問題から本社に設置したPCを、自宅や営業先から遠隔操作することが求められていた。ただ、本社側のPCの電源が入れっぱなしになることで不具合が増加。そこでvProを導入することによって、その電源を遠隔操作することを可能にしている。

 京都デザイン&テクノロジー専門学校も、教室にあるPCの遠隔操作にvProを利用していた事例となる。ただ、前者との大きな違いは、その目的の一つが「省電力」にあるということ。最新テクノロジーが導入された同学舎では、電気代の節約が重要な課題となっていたが、vProによってこまめな節電が可能になったようだ。

 最後にインプレスの事例……、というか、鈴木編集長が窓の杜でやっていることだが。これは、オンラインソフトのウイルスチェックに使っている共有PCを、電源を含めて遠隔操作で操作できるようにしたというもの。何かトラブルが起きても、そのPCを遠隔操作で復帰できるようにしたら、テレワーク中に便利に使えたという話だ。

 この事例の中では、「vProが節電にも役立つ」というのが、セミナー参加者の興味をひいたようだ。電源の遠隔操作はvProの基本的な機能の一つだが、アイデア次第で他にもいろいろな使い方が考えられるだろう。

当日はINTERNET Watchの鈴木編集長に加えて、弊誌でも活躍するITライター 笠原一輝氏と飛田九十九氏、インテル株式会社の佐近清志氏、坂本尊志氏、そしてvProの匠こと牧真一郎氏が登壇した

vProの匠が、現場のリアルな疑問を解決してみた

 導入事例からvProの使い方が見えてきたところで、いよいよ今回のメインイベントである座談会がスタート。事前に参加者の方から頂いていた質問に、vProの匠こと牧真一郎氏をはじめとする座談会メンバーが答えることになった。

――vPro搭載PCを買う方法は、法人向けの通販サイトや、代理店への問い合わせがメインだが、メーカーによっては量販店でも販売されている場合もあること。

――資産管理ツールと組み合わせることで、ソフトやデータの配布が確実に行えること。
――使用者がOSにログインできない状況でも、遠隔操作でパスワードの設定などができること。

――「25%のPCをvPro搭載マシンにするだけでも、一気にメリットが出てくる」という調査結果があること。

――インテル EMAの利用に必要となるサーバーは、使っていないデスクトップPCでも大丈夫なこと。

――クラウド上にサーバーを建てたとしても、ミニマムで月額80ドルのコストで済むこと(Microsoft Azureの例)など……。

事前アンケートで集めていた質問を中心に展開。人数限定のイベントのため、質問がある場合は参加者の皆さまにも自由に発言していただく形で進行した

 先日には「Windows 11のアップデートでBitLockerの暗号化キーを求められる」という不具合があったが、こんな時でもvProのリモートKVM機能を使えば、「遠隔操作でキーを入力することができる」(牧氏)という。

 ちなみに、座談会で一番話が盛り上がったのが、「古いマシンの入れ替え」について。「メモリ4GBの低スペックPC」がつらいといったコメントで、参加者からも登壇者からも一斉に共感の声が上がった。……一見すると本筋とはあまり関係なさそうだが、vProマシンはハイスペックなものが多いので、PCのリプレースで解決できるかもしれない。

 最後に、インテル株式会社 佐近清志氏から、BIOSの起動・操作、OSの回復オプションを遠隔操作してリカバリするなど、vProの注目機能についての紹介を行ってミーティングは終了した。

佐近氏が紹介したEMAをつかった起動のデモムービー。画面左側が操作画面、右側がスタッフの自宅に置いた14台のvPro搭載PCで、インターネット越しにWi-Fi経由で起動する。Wake On LANと違って台数制限はないので、世界中にある1000台のPCを同時に起動することも可能だという

こちらはインテル EMAの設定画面。「Power Off」になっているが「CIRA Connected」となっており、ここから通常の起動はもちろん、BIOSへもアクセスすることができる

 人数限定のイベントで参加者の数が多かったわけではないが、メモリ4GB問題など、同じような課題を抱えた同胞が集まったことで、イベント内ではかなり具体的な相談なども飛び交っていた。

 今回は募集期間がちょうど感染者数が増えていたタイミングだったため、オンラインミーティングでの開催となったが、参加者からは次回はリアル開催を望む声も多く聞かれた。

 ご参加いただいた情シスの皆さま、本当にありがとうございました!

匠への質問、募集中!

 ……さて、今回はオンラインミーティングの中で参加者の疑問点に答えてもらったが、vProは非常に多機能かつ奥深い。これまでの記事や活用事例を見て、「これはどうやるんだろう?」あるいは「できると思うのに、何故かうまくいかない」と思うことも多いと思う。

 当連載は、そうした疑問を随時、匠にお伺いし、みなさまの疑問解消に役立てていきたい。疑問点がもしあれば、是非、以下のフォームから質問を送ってみてほしい。

アンケート回答にあたっての注意事項・同意事項

・いただきました質問につきまして、質問者やその企業を特定できないよう編集の上、匠の回答とあわせて誌面掲載させていただく可能性がございます。

・いただきました質問に対する回答は、原則として今後展開する記事内にて行わせていただきます。また、全ての質問への回答を約束するものではございません。

・氏名やメールアドレスのご記入は任意となりますが、ご記入いただければ、追加で伺いたいことなどがある場合、編集部よりご連絡させていただき、より正確な回答ができるよう務めさせていただきます。

・回答いただきました個人情報(名前/メールアドレス)は、追加の質問など編集部からの連絡のみ使用します。そのほかの目的で使用することはなく、対象者以外の個人情報は、企画終了後、速やかに消去します。

個人情報の保護について
http://www.impress.co.jp/privacy_policy/

Source

タイトルとURLをコピーしました