【レポ】台湾の入国手続きはこんな感じ! 気になる台北市内のマスク着用率は…

ロケットニュース24

日本を含む世界各国の水際対策が緩和され、都内でも外国人観光客をチラホラ見かけるようになってきた。海外旅行を計画中の方も少なくないと思われるが、つい最近になって入国制限が緩和されたのが「台湾」である。

世界的に見ればかなり長く厳しい水際対策が続いていた台湾であるが、果たして入国にはどんな手続きが必要なのか? つい先日、3年ぶりに台湾を訪れた私、P.K.サンジュンがレポートしよう。

・ちょっと前までハードモード

私が台湾を訪れた理由はただ1つ「ポケモンGOのイベントに参加するため」である。2022年10月21日~23日にかけて開催された「台北サファリゾーン」に是が非でも参加したかった私は、数カ月前から台湾入国計画を立てていた。

……が、その道のりは厳しく、当時は「合計7日間の隔離が必須」「観光は基本的にNG。行けるとしたらビジネス目的」「いずれにせよビザが必要」などなど、条件面はかなりハード。正直に申し上げて「今回は厳しいかな?」と思っていた。

その風向きが一変したのは9月中旬だっただろうか? 「どうやら10月中旬には制限が緩和されるらしいぞ?」ということになり、ギリギリのギリで念願の台湾へ降り立った次第だ。

・入国に必要なもの

で、まず台湾入国に際して必要な書類等は……一切なし! 例えば「入国〇〇時間前の陰性証明書」も必要なければ「ワクチン接種証明書」の提出も求められない。ただし日本入国の際は「接種証明書」及び「My SOS」があった方がスムーズだ。

そして気になる空港での手続きだが、飛行機を降りたら……


抗原検査キットを受け取る


……だけ! あとはパスポートを提出していつも通りの入国手続きを済ませれば、晴れて台湾入国が完了だ。ね? メチャメチャ簡単でしょ?

・以前と何もかも同じではない

とはいえ、観光客には7日間の自主防疫期間が設けられており「ホテルは1人1室」「2日に1度簡易キットで検査を行う」等の条件がある。以前と全く同じではないものの「検査キットで陰性なら観光客でも外出OK」だから、数日の旅行なら大した負担は感じなかった。

あとは台湾観光を楽しむだけ! ……と言いたいところだが「飲食店で台湾市民との相席不可」「高齢者との接触は極力控える」などの注意点もあるのでご注意いただきたい。特にマスク着用率はほぼ100%なので、滞在中はマスクが手放せないハズだ。

それでも特にピリピリした雰囲気では無かったため、3年ぶりの台湾を思う存分満喫できた。「普通に旅行するだけならほぼ以前と同じようなもん」というのが、私の率直な感想だ。

日本からの海外旅行の渡航先としては、指折りの人気を誇る台湾。「かなり気軽に行けるようになっている」と申し上げて間違いないので、台湾がお好きな方はぜひ旅行の計画を立ててみてはいかがだろうか?

参考リンク:台北駐日経済文化代表処
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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