デスクトップ環境更新やRaspberry Pi対応強化の「Ubuntu 22.10」

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 Canonicalは20日(現地時間)、デスクトップ環境のアップデートやIoT機器向けの機能改善を行なった「Ubuntu 22.10」を提供開始した。

 Ubuntu 22.10では、デスクトップ環境がGTK4を含むGNOME 43へとアップデート。性能や整合性を向上した。加えて、オーディオ機器のサポート拡大やBluetooth接続機能の強化によるWeb会議機能の改良、Intel CPU搭載マシンにおける電力効率やマルチスレッド性能の改善などを図っている。

 また、グラフィックススタックをKMSに移行したことで、Raspberry Pi純正タッチモニターやInky製電子ペーパーなど、Raspberry Pi向け組み込みモニターのサポートを拡充した。

 そのほか、RISC-Vプロセッサ搭載機器への対応や、企業向け管理機能の強化、Ruby、Go、GCC、Rustのツールチェインの更新なども実施している。

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