【やじうまミニレビュー】5千円で買える「Chromecast with Google TV(HD)」。ネトフリやアマプラなども対応の視聴アダプタ

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Chromecast with Google TV

 Googleは、ストリーミングデバイス「Chromecast」ブランドの最新モデル「Chromecast with Google TV(HD)」を9月に発売した。フルHD解像度(1,920×1,080ドット)に対応したモデルで、価格は4,980円。すでに発売済みの4K対応モデル(7,600円)よりも安価に入手できる廉価版という位置付けだ。

 廉価版ではあるものの、画質以外の機能面は4Kモデルと変わらない。さまざまな動画配信サービスに加えて、HDRコンテンツにも対応しており、4Kモデルと同様リモコンも付属する。

リモコンが付属

 本体カラーは4KモデルがSnow、Sunrise、Skyの3色展開だが、HDモデルはホワイトの1色のみ。外観や同梱のリモコン、付属品も4Kモデルと同一で、背面の印字を読み比べない限り、外観では違いが分からない。

4Kモデル(Sky)との比較。

背面には「HD」の記載

手頃な価格帯で機能充実、コストパフォーマンスの高い1台

 テレビやモニターのHDMIに接続するだけでさまざまな動画配信サービスを楽しめるChromecast with Google TV。これまではラインアップが4Kモデルのみだったが、今回HDモデルが加わったことで購入しやすくなった。

 競合製品と言えるFire TV Stickは、HD対応モデルの「Fire TV Stick」が4,980円、4K対応モデルの「Fire TV Stick 4K Max」が6,980円という2ラインアップ構成だったが、Chromecast with Google TVもラインアップとしてはほぼ同等になった。

 リモコン操作や多彩な動画配信サービスへの対応という点ではどちらも大きな差はないが、PCやAndroidの画面を表示できるキャスト機能、複数の動画配信サービスを横断できる検索機能がChromecast with Google TVの特徴だ。

 4K非対応という以外は4Kモデルと変わらないため、フルHD対応のモニターやテレビはもちろん、4K対応テレビやモニターでも使い勝手は変わらない。筆者のように画質へ特段のこだわりがなければ、画質面でも大きな不満はないだろう。リビングでの1台目はもちろん、書斎や寝室など2台目、3台目と追加利用するのもお勧めだ。

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