常に全力フルスイングしてくるメーカーが作る意欲作【家そば放浪記】第69束:ロピアで買った、はたけなか製麺『ぜいたく ほうじ茶蕎麦』税込279円(1人前139円)

ロケットニュース24

ほうじ茶そば……? 茶そばなら聞いたことあるけど、ほうじ茶そば……? 

まずそんな印象から目にとまり、パッケージをじっくり見ると……ほほぅ、美味そうやんけ……。そんな流れで即カゴに入れたのが、今回お伝えする はたけなか製麺の『ぜいたく ほうじ茶蕎麦』である。

それにしても、この「はたけなか製麺」とやら、どこかで聞いたことあるぞ……と調べてみると、現在ランキング4位『超粗挽 汁にそば粉が落ちる蕎麦』を作っていたメーカーだった! これは期待!! それではさっそく……


デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……


約5分ゆでて……


ハイ完成。


して、そのお味は──

茹でる時に漂うほうじ茶の香り。いい。かなりいい。しかし、いざ食べてみると……「かなり振り切ったな」という印象。以前の『超粗挽 汁にそば粉が落ちる蕎麦』もなかなかに振り切った商品だったが、今回もまた……。

まず襲うのは独特すぎる食感。ツルツルの極みというか、もしかしたら白滝なのでは……ってくらいのツルりん具合。「ダイエット食品かな」って感じがした。そのくらい歯ごたえは “くにゃくにゃ系” だ。


当然、喉越しは良い。しかし、そこまであまり味はしない。香りも、ほうじ茶具合も、茹でている時が最大限(ピーク)だった気がする。

しかしながら、遠くの方に感じるほうじ茶の香り。ほうじ茶の味も、よーく意識すれば感じられる。が! これが蕎麦に合うかどうかは……なかなかの上級者向け商品なのかもしれない。

いずれにしても、かなり “異端の蕎麦” であろう。「家そば」か「外そば」かで言えば「変わった家」かな。こんな蕎麦もあるんだな……世の中広いな……って。良くも悪くも、「はたけなか製麺」の商品は常にフルスイングで勝負してくる。嫌いではない。今後も全力で振り切ってほしい。


執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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