スタートボタン「あり」バージョンもあった? Windows 8の初期コンセプト動画が流出【やじうまWatch】

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 Windows 8の開発前に作成されたとされる、初期コンセプトをまとめた動画がネットに流出して一部で話題になっている。

 Windows 8はタッチ操作を意識したUIを搭載して2012年にデビューしたものの、スタートボタンを省くなどそれまでのWindows 7からガラリと変わったUIが不評で、翌2013年にはスタートボタンを搭載したWindows 8.1が登場するなど、短期的には混乱を招いた。今回の動画は、Windows 8が市場に投入される2年前、2010年春にWindowsの開発チーム約5000人を対象としたMicrosoftの社内イベントで上映されたという珍品で、Windows 8の開発を進めるにあたってのコンセプトイメージが複数含まれている。相反するデザインが含まれているのが特徴で、あるイメージではスタートボタンが存在していたり、別のイメージではデスクトップに“戻る”ボタンが同じ位置に置かれていたりと、さまざまな案が検討されていたことが伺える。動画をアップロードしたのはWindowsのチーフを務めていたとされる人物で、10年以上が経過してこうした動画が日の目を見るのは興味深い。

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