香川照之演じる長屋の土下座は「何の価値もない」 六本木クラスの台詞にSNS注目「深読みすると感慨深い」

J-CASTニュース

   2022年9月29日に放送されたドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)の最終回で俳優の竹内涼真さん(29)が放った一言がインターネット上で話題を呼んでいる。

   竹内さん演じる主人公・宮部新の宿敵・長屋茂(香川照之さん=56)が経営する長屋ホールディングスに贈賄などの疑惑が噴出。上場廃止に向けての動きが進む中、宮部が経営する株式会社RCが長屋ホールディングスの買収に乗り出し、長屋がこれに反発する様子が描かれた。


  • 香川照之さん(写真:Pasya/アフロ)

「当分ドラマ出れないだろうに…」

   宮部の元を訪れた長屋は藁にもすがるような表情で、「落ちぶれていく長屋を買収して、何の得になる?」「長屋を、私から奪わないでくれ」と懇願。だが、宮部は「僕をなめてるんですか?」と相手にしない。すると、万策尽きたと判断したか、長屋は崩れ落ちそうになりながら土下座をするそぶりを見せた。

   しかし、宮部はその動きを止め、「土下座ですか」「今のあなたが土下座をしたところで何の価値もありませんよ」と冷たく一言。むせび泣く長屋を尻目に、その場を去っていったのだった。

   このシーンに対しては、

「六本木クラス 最終話を観た。最終対決。『長屋を取らないで』に対し、新『あなたの土下座に価値はない』痛快~!」
「六本木クラスをちょろちょろ見てて『お、香川照之土下座するのかな』と思ってたら竹内涼真がドヤ顔で視聴者の心の中を代弁してきて草」

といった、その痛快さに驚いたとする視聴者の声がツイッターに上がった。一方で、

「『今のあなたが土下座をしたところで何も価値がありませんよ』…あくまで劇中のセリフ」
「竹内涼真が『今のあなたの土下座に何の価値もない、コレはビジネスなんですよ』ってとめるから、香川照之の最後の土下座チャンスがなくなってしまった。当分ドラマ出れないだろうに…」
「香川照之に今のあんたの土下座に価値なんてないと言い捨てるの深読みすると感慨深いな…」

といった、長屋の行動を演者の香川さん本人に重ねたツイートも見られる。

   香川さんをめぐっては8月に「週刊新潮」が2週にわたり、東京・銀座の高級クラブでの性加害を報道。朝の情報番組「THE TIME,」(TBS系)の金曜司会や、出演予定だったドラマ「アトムの童」(TBS系)を降板したほか、複数のCMからも降板した。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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