異質なミームとしてひっそりと人気のある「Dick the Birthday Boy」は親友のイタズラ心がきっかけで生まれた

GIGAZINE
2022年09月23日 22時00分
動画



「DICK THE BIRTHDAY BOY」と書かれたシャツを着た子どもの写真が「呪われた写真」「気まずい家族写真」というイメージがついてミーム化し、一部ネットユーザーに好んで使われています。この写真の歴史について、この写真の歴史を、シャツを着ている少年本人であるリッチ・エバンス氏らが振り返っています。

Dick the Birthday Boy: The Legacy Continues – YouTube
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問題の写真はシャツの文字そのままに「Dick the Birthday Boy」と呼ばれるミームとして知られており、エバンス氏の隣に座る不気味なマスコットキャラクターにセリフを付けるようなコラージュ画像がいくつかインターネット上に投稿されています。

この写真は映像制作会社のRed Letter Mediaで司会者兼俳優を務めるエバンス氏の幼少期の写真で、マスコットキャラクターは今はなきレストラン「ShowBiz Pizza Place」の「Billy Bob Bear」です。シャツは祖母が作ったもので、この写真はエバンス氏の誕生日に家族が撮影したものだそうです。


写真が初めてインターネットに登場したのは2013年のこと。Red Letter Mediaの創設者でエバンス氏の親友でもあるマイク・ストクラサ氏がハロウィンにまつわる動画を撮影したとき、その日はエバンス氏の誕生日でもあるということで、ストクラサ氏がたまたま保管していた上記の写真をエバンス氏に見せてからかったのが始まりでした。ストクラサ氏はわざわざTシャツを再現して誕生日プレゼントとして贈ったのですが、当のエバンス氏はTシャツのことをまったく覚えていなかったとのこと。

Best of the Worst: Night Beast, Trick or Treat, and Skull Forest – YouTube
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問題の写真はしばらく祖母の家にありましたが、エバンス氏が20代のころに祖母が亡くなり、遺品整理時にゴミとして捨てられそうになりました。しかし、手伝いに来ていたストラクサ氏が「面白い写真がある」とめざとく発見し、保管していたそうです。


当初は単なる「内輪ネタ」として登場したこの写真ですが、1年後にとある画像投稿サイトに何の脈絡もなく投稿されたことがきっかけで、爆発的にインターネットユーザーの間で広がり始めました。名優ジュリア・ロバーツがトーク番組で言及したこともあるなど、それなりの知名度があったことがうかがえます。

なお、このデザインを模したTシャツが勝手に販売されていて、エバンス氏はこのことについて「現時点では何も言うまい」とコメントしています。

写真の初登場からおよそ10年を期に再び写真の現物を確認したエバンス氏とストラクサ氏。改めてデジタルで残すことはなかろうと、写真にはモザイクがかけられました。


エバンス氏はこのモザイク入り写真をプリントしたTシャツを、Red Letter Mediaの公式サイトで販売しています。


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