IoT×卓上IH「Repro」に専用スティラー–かくはんしながら一定の温度に加熱・保温

CNET Japan

 プロデュース・オン・デマンドは9月20日、プレシジョンIHクッカー「Repro Ver.1.0」のオプション品として、湯せんタイプの低温調理に対応する「専用スティラー(かくはん器)」をRepro公式ストアで販売を開始したと発表した。販売価格は1万6500円(税込)。

 Repro Ver.1.0は、30度から200度まで、1度刻みで温度コントロールし、煮る・炒める・揚げるを1台3役をこなす調理器具だ。

 厳密な実験条件をキッチンで再現できることから、これまでの調理科学の研究成果を、容易に一般の家庭やレストランにフィードバックできるのが特徴。発売開始以来、先端的なシェフ・料理人や料理家、大学・研究所の研究者・学生などが購入しているという。

 今回発売を開始した専用スティラーは、Repro本体に置いたポトフ鍋や半寸胴鍋など容量が大きめの鍋に水を入れ(2.5L以上)、かくはんしながら一定の温度に加熱・保温する器具(単体では使用できない)。鍋のふちにセットし、Repro本体右側面のUSB-Cポートに接続して使用する。

 なお、他の湯せんタイプの低温調理器と異なり、加熱部分がRepro本体のインダクション・コイルとして動作する。従って、より加熱温度精度の高い低温調理をする場合には、加熱する材料が直接鍋底に触れないように鍋底に金網などを敷くことを推奨している。

 また、レシピの設定方法は、これまでの外部センサー・本体センサーと同様に、Repro本体LEDもしくは、公式アプリでステップ作成フローのセンサー選択画面を表示し、スティラーを温度センサーとして選択する。

 設定温度は、30度から95度まで対応。推奨する鍋のサイズは、内径22cm以上、深さ14cm以上となる。

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