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銃弾がガラスを貫通する瞬間やエアバッグが爆発する瞬間などの衝撃的瞬間をハイパースピードカメラでスローモーション撮影してきたThe Slow Mo Guysが、新たに「超小型銃の極小サイズの弾丸を撃ち込んで9mm弾を発砲する」という挑戦のスローモーションムービーを公開しています。
Can a 2 Inch Gun Fire a 1 Inch Bullet? – 300,000FPS – The Slow Mo Guys – YouTube
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The Slow Mo Guysが用意した超小型銃が以下。指でつまめるサイズの大きさで、極小サイズの弾丸を発射可能です。
今回のチャレンジでは、超小型銃から発射した極小弾丸を9mm弾に当てて、その衝撃で9mm弾を発射します。
チャレンジを実行する前に、9mm弾の構造をサクッと理解しておきます。9mm弾を分解すると……
中から火薬が出てきます。
9mm弾の基部には「雷管」と呼ばれる部品が取り付けられており、銃の撃針で雷管に衝撃を与えると火花が生じて火薬に着火します。つまり、撃針以外の方法で雷管に衝撃を与えても9mm弾は発射可能というわけです。
小型銃と9mm弾を万力で固定して撮影スタート。小型銃にはヒモが取り付けられており、ヒモを引っ張ることで極小弾丸を発射できます。
秒間8万フレームで撮影したスローモーション映像はこんな感じ。極小弾丸を発射すると……
極小弾丸が9mm弾の後部に的中しました。しかし、火薬が9mm弾後部から吹き出しただけで、9mm弾を発射することはできませんでした。
The Slow Mo Guysは、雷管に与えた衝撃が強すぎて火花が出る前に雷管が壊れてしまったことがチャレンジ失敗の原因だと推測しています。
その後も複数回にわたって挑戦した結果、極小弾丸で9mm弾を発射することに成功しました。チャレンジ成功時の様子を秒間30万fpsで撮影した結果が以下。小型銃から極小弾丸を発射して……
極小弾丸が9mm弾の後部にヒットすると、雷管から火が噴き出ました。
そして、9mm弾が2つに分かれて前方に飛び出しました。しかし、火薬には引火しておらず完全にチャレンジ成功とは言えません。
今度は、9mm弾ではなく「.22ロングライフル弾」を使って挑戦してみます。
極小弾丸がライフル弾の後部にヒットすると……
ライフル弾内部から火が噴き出しました。
そして、弾頭が勢いよく前方に発射されました。
The Slow Mo Guysが公開しているムービーでは、極小弾丸が雷管に衝突する瞬間をマクロレンズで接写した様子なども確認できるので、気になった人は実際に再生してみてください。
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