ビデオ会議はイヤホンの使い分けが鍵。最近は「自動車内ワーク」にも挑戦中 ~ 佐川麻耶(GREEN FUNDING 広報)の在宅ワークスタイル【みんなの在宅ワーク:第83回】

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 クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で広報を担当している佐川麻耶と申します。昨年末にGREEN FUNDINGに入社して以来、リモートでの働き方がメインとなった在宅ワーク新参者です。

 在宅ワーク開始当初は生活の中でのメリハリをつけにくく試行錯誤していましたが、最近はやっと安定して快適に働けるようになってきたので、快適さや効率をどこまで最大化できるかをいろいろ考えて工夫しています。

在宅ワークの懸念は「ビデオ会議の音声問題」

 さまざまな試行錯誤を重ねてきた中でもずっと懸念事項になっているのがオンラインミーティングの音声問題。現職では、職種ゆえビデオ会議での打ち合わせも頻繁にあります(このような中でもお顔合わせができること、本当ありがたいです)。

 映像はWi-Fiさえしっかりしていればそれほど問題に思っていないのですが、音声問題についてはいまだに毎回ドキドキしています。音が割れる・小さすぎるなどで相手の声が上手に聞き取れないというのは一番ありがちな問題ですし、気分を変えてコワーキングスペースで作業すると、場所が開放的な分、大きな声を出さなければならなかったり。そうすると個室であっても話す内容が漏れないかなど、なんだかとにかく常に音声に対して不安があります。

 いまだに悩んではいるのですが、最近では数種類のイヤホンを運用していい感じになってきました。

数種類のイヤホンを使い分けてビデオ会議に臨む

 これまでビデオ会議にはずっとスマートフォンの付属品だったイヤホンを使っていました。それも致命的なことがあるわけでもなかったのですが、いざワイヤレスイヤホンを導入してみたらすごく体験が向上しました。最近は会議で発話するのか、ウェビナーのように聞くのが主体かで2種類のイヤホンを使い分けています。

ファーウェイ「Freebuds 4」

 初めてのTWSイヤホンで衝撃が強かったのか、何もかも感激してしまった一品です。ノイズキャンセリングもわざとらしいほど強いので開放的な場所でも音が聞き取りやすく、自分の声もしっかり拾ってくれるので普通に話すくらいでも十分。小声の独り言には気を付けないとですね(笑)。

ファーウェイの「Freebuds 4」

 あと、すごいスポーツカーみたいなガンメタリックの本体色がかっこいいです。マセラティのグラジオグラニートって色に似ていて、かなりお気に入りです。

耳に装着したところ

boco「PEACE SS-1」

 手前味噌ですが、GREEN FUNDINGで今春プロジェクト展開していた完全ワイヤレス骨伝導イヤホン。骨伝導イヤホンは他にもいくつか試しましたが、とにかく人の話し声が聞き取りやすく、無駄に音量を大きくする必要がないので、ウェビナーなど主に長時間話を聞くときに使っています。自分が発言するときは普段より気持ち大きめな声を出すと相手にクリアに聞こえるようです。

bocoの「PEACE SS-1」

 耳の穴が塞がれないのってかなり楽で、給湯器のチャイムや宅配便に気付けるようになったのは本当に助かります。8月上旬に届いたばかりですが、最近は仕事中、常に耳に装着しています。イヤーカフっぽいのもトレンドっぽくてちょっとかっこいいです。

耳に装着したところ

 あとはまだ届いていないのですが期待しているのが、NTTソノリティの「MWE001」。現在、GREEN FUNDINGで支援期間のパーソナルイヤースピーカーです。上のイヤホンとはちょっと異なり、「リモートワークやオンライン会議」に特化したアイテム。サンプルを試してすぐに支援したこの製品、まず装着感がほとんどないことが驚きでした。イヤホン部は9gと軽く、何もつけていないような感覚なのに、耳元に音を集める独自技術で、はっきりと聞きたい音が聞こえるだけでなく、耳も塞がれていないので外の環境音も不自然なく取り込めます。

 有線ではありますが、デスク作業が中心の日には強い味方になりそう。価格も手頃(現在、約6000円程度)でリモートワークの新たなスタンダードになりうるのではと、到着を心待ちにしている商品です。

マイカーで在宅ワークの「ホーム」を拡張

 このコラムは在宅ワークの話ですが、たまには家から出てワーケーションもしています。

 しかしできるだけ人混みを避けたいと思い、去年から重い腰を上げ車の運転をやり直したらこれがまあ楽しくて仕方がない! 電車では行けなかったところに行けるし、なんなら車内をワークスペースとして使うこともできる。家ではないですが「ホーム」が拡張される感覚がとても刺激的です。

 今はカーシェアや知人の車を借りつつ楽しんでいますが、周囲にはEV車から電源を引いて車中で数泊暮らしてみたりとかなりの強者がいるので勉強させてもらっています。

車中生活に挑戦する知人の写真

 先ほど「ホーム」の拡張と言いましたが、環境を整えたらもしかして車を本当に自分の部屋にできるんじゃないかということで、長距離走行が得意な中古車を手に入れて、内側を超サイバーに整える、最強のマイカー所持計画を進行中です。

 在宅ワークには、自分で働く環境を作ったり、オフィスではなしえないことができたりの可能性を感じています。

 また、幸い、自社がクラウドファンディングという新しいものと常に出会えるサービスを提供していることもあり、広報の自分が自社提供サービスをよく知る、ファンになるポイントはどこか?考える機会にもなっています。

 もちろん同僚や取引先さまと直接お顔を合わせることができればうれしいことこの上ないですが、今後なっていくであろう在宅と対面のハイブリッドならば、これまでよりみんなの得意を持ち寄れる働き方ができるでしょう。在宅ワークを引き続き楽しんでいきたいです。

佐川麻耶の在宅ワーク環境

  • メインPC:MacBook Pro(2020)
  • ディスプレイ:1画面
  • キーボード:パソコンのキーボード
  • マウス/トラックボール/トラックパッド:パソコンのトラックパッド
  • カメラ:内蔵カメラ
  • マイク/ヘッドフォン/スピーカー:Freebuds 4、PEACE SS-1
  • ビデオ会議サービス:Zoom、Google Meet、Skype
  • その他小物:

佐川 麻耶

2021年11月からGREEN FUNDINGの広報職を担当しています。クラウドファンディングの会社に入った途端にガジェット/テック関連のアイテムが全て魅力的に見えるモードに入ってしまい、そろそろパソコン周りが大変なことになってきています。免許取得以降、十数年ペーパードライバーでしたが、リモートワークを機に自動車に著しくのめり込み、サーキットに通う事態になっています。ニュルブルクリンクのサーキットタクシーを運転するのが直近の夢です。

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