iPhone 14 Proのベンチマークスコアが公開される、iPhone 13 Proからどれだけパフォーマンスが向上したのか?

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日本時間の2022年9月8日2時に開催されたAppleの新製品発表イベントで、Apple初の4nmプロセスで製造された独自チップ・A16 Bionicが搭載された「iPhone 14 Pro」が発表されました。iPhone 14 ProはiPhoneとして初めてパンチホール型ノッチを採用したモデルで、衛星通信機能や衝突事故検知機能も搭載して話題となりました。そんなiPhone 14 Proの性能を「Geekbench」で測定した結果が早速公開されています。

iPhone15,3 – Geekbench Browser
https://browser.geekbench.com/v5/cpu/17124579

iPhone 14 Pro Geekbench Score Reveals Marginal Performance Improvement Over iPhone 13 Pro – MacRumors
https://www.macrumors.com/2022/09/08/iphone-14-pro-geekbench-score/

iPhone 14 Pro Geekbench Score Shows Little Performance Improvement • iPhone in Canada Blog
https://www.iphoneincanada.ca/news/iphone-14-pro-geekbench-performance-score/

iPhone 14 Proはまだ正式発売前なので、Geekbench 5.4.4上では「iPhone 15,3」というコードネームで表示されています。シングルコアのスコアは1879点、マルチコアのスコアは4664点でした。いずれも2022年9月8日の午後3時46分に行われたテストのスコアとなっています。


システム情報については以下の通り。OSは「iOS 16.0」です。iPhone 14 Proに初めて搭載されたA16 BionicチップのCPUは6コアで、ベース周波数が3.46GHz、L1命令キャッシュが128KB、L1データキャッシュが64.0KB、L2キャッシュが4.00MBとなっています。メモリは5.49GBとなっており、iPhone 13 Proと同じく6GB搭載と考えられます。


2022年7月9日にBenchmark 5.4.4で行われたiPhone 13 Proのテスト結果が以下で、シングルコアのスコアは1739点、マルチコアのスコアは4773点でした。シングルコア・マルチコアのスコアの両方で、iPhone 14 ProがわずかにiPhone 13 Proを上回っています。


Apple関連ニュースサイトのMacRumorsは「iPhone 14 ProはiPhone 13 Proと比べてパフォーマンスがほとんど改善されていない」、iPhone関連のニュースを扱うiPhone in Canada Blogは「iPhone 13 ProはiPhone 14 Proとくらべてわずかに遅いだけ」と述べ、iPhone 14 Proの性能は前モデルから確かに向上しているものの、そこまで大きな飛躍は認められないとしています。

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