Androidのファイル共有機能「ニアバイシェア」や鳴った音を知らせる「音検知通知」などを改善する新機能をGoogleが発表

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Googleが現地時間の2022年9月8日、スマートフォン向けOSのAndroidで提供されているファイル共有機能「Nearby Share(ニアバイシェア)」や、周囲で鳴った音を知らせてくれる「音検知通知」を改善する新機能を発表しました。

Get more done and have fun with new Android features
https://blog.google/products/android/new-android-features-September-2022/

How we’re making it easier to share files with nearby devices
https://blog.google/products/android/better-together-nearby-share/

Android devices are getting new accessibility and sharing features – The Verge
https://www.theverge.com/2022/9/8/23342451/android-new-accessibility-sharing-features-tablets-emoji

Google upgrades its Apple AirDrop competitor ‘Nearby Share’ and five other Android updates | TechCrunch
https://techcrunch.com/2022/09/08/google-upgrades-its-apple-airdrop-competitor-nearby-share-and-five-other-android-updates/

◆ニアバイシェアが画面オフでも利用可能に
ニアバイシェアは、競合するiOSのAirDropに似たファイル共有機能であり、近くにあるAndroidスマートフォンやタブレット、Chromebookなどと写真や動画を共有できます。新たに、同じGoogleアカウントにログインしているデバイス間のファイル共有が改善され、受信側のデバイスが画面オフの状態でもファイルを送信可能にするオプションが追加されました。このアップデートは今後数週間で展開され、Android 6以上を搭載しているデバイスで利用可能になるとのことです。


◆メッセージを簡単に絵文字で装飾する機能が登場
メッセージに絵文字を使うことが一般化している近年では、「文字より絵文字の方が感情を伝えやすい」ということもあります。新たに、キーボードアプリのGboardに「ワンタップでメッセージを絵文字で装飾するボタン」が追加されることが発表されました。

通常、メッセージに絵文字を追加したい場合は手動で絵文字を追加します。


ところが、新たに追加される「Emojify」ボタンを押すと、自動でメッセージを絵文字で装飾してくれるとのこと。


繰り返しタップすることで装飾のレイアウトが変わるので、好みのレイアウトになったのを確認して送信できます。この機能は、記事作成時点では英語版Gboardのみに対応しており、今後数週間で英語版Gboardユーザーに展開される予定です。


◆音検知通知でカスタムアラートを設定可能に
Use Accessibility tools for sound alerts and audio descriptions – YouTube
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Androidの音検知通知は、聴覚障害者のコミュニティと提携して開発されたアクセシビリティ機能です。


インターホンの鳴る音や……


赤ちゃんの泣き声


緊急車両の警報音など、さまざまな音を検出してスマートフォンやスマートウォッチのプッシュ通知、光、バイブレーションなどで通知してくれます。


新たに、音検知通知に「カスタムサウンド」を設定する機能が追加される予定です。たとえば、「電子レンジの鳴る音」を新たに登録したい場合はその音を録音し……


「My kitchen microwave(キッチンの電子レンジ)」などのテキストと併せて登録することが可能。


音検知通知は聴覚障害を持つ人々に限らず、ノイズキャンセリングヘッドホンを着けている人などにとっても便利です。


◆Wear OSでBitmojiが表示可能に
Googleが開発するスマートウォッチ向けOSのWear OSで、個人用アバター作成アプリのBitmojiを使って作成したアバターを表示可能になりました。専用アプリの「Bitmoji for Wear OS」をインストールし、デザインしたBitmojiをスマートウォッチに送信すれば、画面上に自分のアバターが表示されるようになります。


アバターは時間帯や天気、身体活動に応じて変化するとのことです。


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