Googleが開発中のタブレット「Pixel Tablet」はiPadエントリーモデルに似た低価格機種――そんな噂が駆け巡っている。
Pixel Tabletは以前から開発中であるとの情報が出ていたものの、詳しいスペックについては全く公開されず、ハイエンド向けの高性能タブレットであるとの説が有力だった。しかし今回、開発者のKuba Wojciechowski氏が公開したAOSPコードの解析情報によると、SoCはPixel 6シリーズと同じ第1世代のTensor、メモリは4GB、さらに用意されるのはWi-Fiモデルのみであるなど、どちらかというとファミリー利用を想定したエントリーモデルといえる仕様。一方でスマートディスプレイ「Google Nest Hub」としての利用も可能であるなど、Amazonの「Fire」に似た機能も備えているようだ。旧来のPixelシリーズのようなハイエンドモデルを期待していたユーザーにとってはややショッキングだが、そのシンプルさゆえ、価格次第ではエントリーiPadのユーザ層を奪う可能性はありそうだ。