アリ。【家そば放浪記】第61束:生活協同組合コープみらい(ミニコープ)で買った、おびなた『CO-OP 国産素材 国産そば粉の十割そば』税込408円(1人前204円)

ロケットニュース24

当連載が始まってから多くの読者様より有益なリクエストが届いているが、何気に多いのがCO-OP(生協)で売ってる蕎麦の推薦だ。少し前に生協の『そば(←商品名)』をレビューしたが、今回はリクエストにあった蕎麦を買ってみることにした。

その名も『CO-OP 国産素材 国産そば粉の十割そば』。価格は前回の約2倍。そして名前も前のより遥かに長くなっていることから、おそらくきっとパワーアップしていると思われるが……真価はいかに?

ちなみに製造者は、前回の『そば』と同じく長野の「おびなた」。しかし今回のおびなたは、作り方からして “本気のおびなた” を感じさせるものとなっている。なぜなら「蒸し(むし)」の工程が加わっているからだ。以下のように。


デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……


約6分ゆでて……


約1分むらしたら……


ハイ完成。


して、そのお味は──


THE・十割。これはすごい。口当たりも食感も喉越しもコシも、そしてもちろん味も素晴らしいのだが、何よりも感じたのは「食べた後のそば余韻」である。“蕎麦食ってます感” とでも言おうか。口の中に蕎麦粉が残ってしまうくらいに。簡単に言えば、おいしかった。


「家そば」か「外そば」かで言えば「外」である。かなり本格的な蕎麦である。間違ってもカレー南蛮など、味が強めのつゆと合わせる等はしないほうが無難だろう。そば本来の味わいを楽しむのが大吉とみた。


なお、蕎麦湯もバッチリ楽しめる。決してスーパースター級の選手ではないが、長くスタメンを任せられる選手みたいな蕎麦である。

なんとなくな直感だが、あえて「温」の「たぬき」で食べてみたいと思った。ぜいたくな「たぬきそば」になるだろうなぁ……。「わかめそば」なんかも良いかと思う。この蕎麦、そんな「想像が広がる蕎麦」なのかもしれない。アリ。


執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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