PlayStation 5に完全対応で4K・120fpsのゲームもバッチリ遊べるソニーのゲーミングモニター「INZONE M9」をPlayStation 5につなげてみたよレビュー

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ソニー初のゲーミングデバイスブランド「INZONE」から登場した4K解像度・最大リフレッシュレート144Hzのゲーミングモニター「INZONE M9」は、「Perfect for PlayStation 5」の称号を得ており、ソニーの家庭用ゲーム機であるPlayStation5(PS5)と接続すると自動HDR最適化などの多様な連携機能を利用できます。そこで、実際にINZONE M9をPlayStation 5につなげるとどんな感じなのかを試してみました。

INZONE M9 | ゲーミングギア INZONE(インゾーン) | ソニー
https://www.sony.jp/inzone/products/INZONE_M9/


PCに接続した上での使用感は以下の記事でレビュー済みです。

「直下型LED部分駆動」で明るくキレイな画面を実現したソニー初のゲーミングモニター「INZONE M9」をPCに接続して使ってみた – GIGAZINE


というわけでPS5と接続してみました。接続すると、表示エリアの調整画面が映し出されました。


そして、HDRの調整が始まりますが、「これから表示される設定項目は、すでにお使いのテレビに最適化されています。変更が必要な場合にだけ調整してください」と表示されました。INZONE M9と接続した時点で、PS5側のHDR調整が完了している状態です。


HDR調整が終わった後、PS5の設定から「スクリーンとビデオ」にアクセス。


「画面出力」から「映像出力情報」をチェックします。


解像度は3840×2160ピクセルで、フレームレートは60Hz。カラーフォーマットはRGBで、HDCPは2.3。接続されているHDMI機器の設定を見ると、VRR(可変リフレッシュレート)は48~120Hzとなっています。


メニュー画面に戻り、INZONE M9のメニューを開いてみると、画質モードはプリセットの「ゲーム1」になっていました。


4K・120fpsで遊べるゲームとして、「コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー」をプレイしてみました。INZONE M9のフレームレートカウンターをオンにしたところ、左上に「120Hz」と表示されています。


画質は「ゲーム1」のまま。


もちろんPS5のゲームなら必ず120Hzというわけではありません。ゲームのフレームレートが60fpsの「デモンズソウル」だと、フレームレートカウンターは「60Hz」になっています。


INZONE M9はコントラスト比が8万:1と高く、直下型部分LED駆動で暗い部分がしっかりと暗く表示されるので、「デモンズソウル」のように明暗がゲームの雰囲気を作るようなゲームにはピッタリだといえます。


「フォートナイト」だと、フレームレートカウンターは「120Hz」となりました。


INZONE M9は発色が非常にキレイなので、「フォートナイト」のビビッドな色合いがしっかりと表現できています。


今度はBlu-rayディスクをPS5に挿入し、映画やアニメを見てみました。


映像作品だとフレームレートカウンターは「24Hz」になりました。また、画質は自動で「シネマ」に切り替わっています。


アニメでも24Hzで、画質は「シネマ」になっています。


今度はPS5ではなく、MicrosoftのXbox Series Xをつないでみました。Xbox Series Xの場合はHDRが自動で調整されないので、手動でキャリブレーションを行います。


4K・60fpsの「Gears 5」をプレイしてみました。


フレームレートカウンターを見ると「60Hz」でした。画質モードは「シネマ」となっていて、PS5と違って自動で切り替わりませんでした。


Microsoft公式デモアプリ「Insects: Xbox One X Enhanced エクスペリエンス」でも、画質モードはシネマ。HDRは有効化されています。


DIRT 5」も同様でした。リアルでなおかつ天候によってコースの様子が大きく変わるDIRT 5だと、発色とコントラストが生きるので、INZONE M9の性能が大きく発揮されているように感じました。


INZONE M9はPS5にデフォルトで最適化するようになっており、HDMI2.1でVRRにも対応しているので、面倒な設定をすることなく使えるのは大きいポイント。ソニー純正のゲーミングモニターということで、PS5の4K・120HzとVRRに正式対応しているモニターを探している場合はINZONE M9であればOKというのは心強いところ。デザインもPS5と同じ系統の白黒ツートンカラーなので、PS5専用ゲーミングモニターと割り切って使う分ではアリといえます。

INZONE M9はAmazon.co.jpで取り扱われており、税込15万4000円で購入可能です。

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