【知ってた】4大回転寿司ガチ食べ比べ「白つぶ貝」編! スシロー・はま寿司・くら寿司・かっぱ寿司で1番ウマいネタを探す:第22回

ロケットニュース24

誤解を承知で言わせていただくが、スシロー・はま寿司・くら寿司・かっぱ寿司の “4大回転寿司” も「貝類」に関してはイマイチではなかろうか? 私、P.K.サンジュンは前世がラッコレベルで貝が好きなのだが「ウマい!」と思える貝に巡り合った記憶が無い。

理由については後述するが、第22回を迎えた「4大回転寿司ガチ食べ比べ」は、いつの間にかメジャーなネタにのし上がった「白つぶ貝編」をお届けする。貝好きっ子の私を納得させた白つぶ貝はあったのだろうか?

・貝がイマイチな理由

あくまで個人の所感の域を出ないが、4大回転寿司の貝類がいまいちな理由はただ1つ「原価が高いから」だと推測される。赤貝・とり貝・さざえ・あわび・ホタテなどはいずれも高級食材で、こだわりまくったものを提供するとしたら300円でも割りに合わないのだろう。

もちろん4大回転寿司でも上記のメニューを見かけることもあるが、ほたて以外はどうしても生臭さが隠しきれていない。かつては何度も貝類にチャレンジしたが「4大回転寿司で貝類は食べない方が無難」というのが私の導き出した答えである。

そんな中、リーズナブルかつそれなりに安定した味わいなのが「白つぶ貝」だ。ご存じの方も多いかとは思うが “つぶ貝” とは巻貝の総称で、近年回転寿司で見かける白つぶ貝はいわゆる “マツブ” とは異なる種類となっている。

・1日で食べ比べ

さて、調査方法はいつもと同様で1日(実際は3時間程度)で4つの店舗をハシゴした。短時間のうちに食べ比べをすることで、味の違いを感じ取るためである。なお、訪れた店は「かっぱ寿司」「くら寿司」「はま寿司」「スシロー」の順番だ。

先述の通り、貝類に目が無いものの「4大回転寿司のはちょっと……」と思っているが、果たしてその考えに変化はあったのだろうか?


・かっぱ寿司の「つぶ貝(110円)」

コリコリとした食感で特徴的で、生臭さも感じなかった。一方で身が薄く、貝の甘みや旨味までは感じない。110円という価格も考慮して「食感重視ならいいかも」といったところだろうか。


・くら寿司の「つぶ貝(110円)」

かっぱ寿司と比べて身が厚く、コリコリとした食感と旨味も感じられた。……が、同時に生臭さも気になってしまったので「生臭さも込みで貝が好き」という人にしかオススメできないかもしれない。


・はま寿司の「つぶ貝(110円)」

身は厚めでコリコリとした食感は良好。生臭さも感じなかった。ただし、こちらはやや水っぽく旨味や甘みはほとんど感じない。こちらもかっぱ寿司と同じく「食感重視のつぶ貝」と言っていいだろう。


・スシローの「大つぶ貝(165円)」

4店舗の中ではややお高い165円。その分なのか身も厚く、貝の甘みも感じられた。わずかながら生臭さも感じられたが、これくらいなら許容範囲だろうか? 価格抜きで純粋にネタだけで見れば4店舗の中で最もクオリティは高かった。


・想像を超えず

端的に所感を申し上げると「やっぱりな」というのが総合的な感想だ。白つぶ貝の性質上、コリコリとした食感はどの店でも良好であるが、旨味まではなかなか求められない印象だ。旨味を求めると生臭さが出てきやすいため、それなりに難しいネタではあるのだろう。

一方で、全般的に貝類は高級食材なので、白つぶ貝が「最後の砦」であることは間違いない。要するに貝類がメチャメチャ好きな人にとって必要なネタであり、逆にそこまででも無い人がわざわざチョイスする必要もないのではないだろうか? 4大回転寿司にはもっとウマいネタが多くある。

というわけで「好きな人だけ食べれば良し」と感じた白つぶ貝編。というか、貝類は本当に高いからこればかりは仕方がない。貝大好きっ子として「そんなにオススメしない。もっとウマいもんがある」というのが今回の結論だ。

参考リンク:スシローはま寿司くら寿司かっぱ寿司
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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