普遊舎から発行されている「100%ムックシリーズ ビジネス書完全ガイド」に、数ページですがコメントが掲載されました。全国の書店やコンビニで手に入ると思いますので、こうしたムック本で情報をまとめて読むのが好きという方は手にとって見てください。
今回、お話をいただいたときには「数テーマで、国内外の本を数点紹介してほしい」とのことだったのですが、すみません、国内のビジネス書ほとんど読んでいないのです…と白状したところ、海外で10年経っても読まれているような重要な本を、と申し出をうけましたので、変化球になるように意識しながら推薦させていただきました。
ビジネス書はほとんどが瞬間風速的に、即時に役に立つように書かれていますので、時代の流れですぐにふるくなってしまったり、雰囲気が合わなくなってしまうことがあります。かといって、古典を提示しておけばよいというのも「顧客の本当に求めていたもの」ではない可能性があります。
そこで、現代的な「毒」があるものの、その衝撃が10年後も通用しそうなものを選びました。そのあたりのさじ加減が伝われば幸いです。
そこまで書いてようやく思い当たったのですが、自著を推薦するのではいけなかったのでしょうか…。「10年後を考える」って、自分のテーマじゃないですか。これはうっかりしていましたね…。
まあいいか。
