自転車乗りのお助けアイテム!パンク修理を楽にしてくれる「タイヤグライダー」

GIZMODO

サイクリング中にパンクしたら、どうする?

街中だったらバイクショップで直してもらえますけど、山奥だったらだーれも助けてくれません。自力でなんとか修理しないと!

でも、スポーツバイクのタイヤを外すのってつらみがすごいですよね…。

ホイールのリムの形状によって履けるタイヤの種類も違ってきますが、大半のスポーツバイクはクリンチャータイヤを採用しているはず。で、このクリンチャータイヤ、断面が「Ω」みたいな形をしていて、下のビード部分をリムから取り外すのが一苦労なんです。

Photo: 山田ちとら

こういうタイヤレバーを複数本使って…

Photo: 山田ちとら

タイヤのビード部分に差し込んで、少しずつリムから外していくのですが…、これが結構な力技。ただでさえパンクして凹んでるのに、その修理すらもおぼつかなくてさらに凹む、という悪循環に陥りがちです。

くさび型の革新

そんなクリンチャータイヤをもっと楽に外せるようになるアイテムが、トライスポーツに登場しました。

Image: トライスポーツ

その名も「Tyre Glider(タイヤグライダー)」。タイヤの取付けも取り外しもこの1本でできちゃうそうで、ロードバイク・マウンテンバイク・グラベルバイクなどあらゆるタイヤ幅に対応しているそうです。最大3.3mmのタイヤフック幅に適応。カーボンリムにも使えます。

タイヤグライダーをリムのフックに確実にはめ込み、前方に押すとタイヤの取り外し、また下方に押すと取りつけができるそうです。

詳しい使い方についてはこちらの動画をどうぞ。

[embedded content]
Video: Tyre Glider

更なるパンクも防いでくれる

タイヤグライダーを使えば、タイヤの中に入っているチューブを挟み込むリスクが軽減されるのもポイント。タイヤがチューブを挟み込んだ状態で走っちゃうと、確実にまたパンクしますからね。

サイズは7.8×4.3×3.2mm、 重量はたったの23gなので、サドルバッグやツールボトルにも問題なく収納できそうです。

なーるほど、これは確かに便利そう!

タイヤグライダーさえあれば、パンクの怖さも少しだけ軽減される気がします。とはいえ、パンクが原因で思わぬ事故に巻きこまれることもありえますから、みなさまどうぞ安全なライドを楽しんでくださいね。

Reference: トライスポーツ
Images: トライスポーツ、山田ちとら

タイトルとURLをコピーしました