【コスパ最強】セイコーマートの「冷やし麺」9種類を全部食べてみた! まさかの162円の衝撃……!!

ロケットニュース24

ちょっと過ごしやすいかも……? なんて思いつつも、やっぱり暑い2022年の夏。いいですか? 30度で「今日は涼しい」ってのがワナですから! 普通に暑いですから!! というか、科学の力で日本の湿度を下げることは出来ないのだうか?

それはさておき、ロケットニュース24が短期集中連載でお届けしている「コンビニの冷し麺全部食う」の第4回には、北海道の誇り『セイコーマート』が登場だ。「セブンでさえ勝てない」と言われるセイコーマートであるが、冷やし麺はというと……。

・北海道最強コンビニ

関東地方と比較すると、かなり湿度が低い北海道。かつて3年ほど札幌で暮らしていた私、P.K.サンジュンから言わせると、北海道の気候は「夏は東京の100倍快適」である一方で「冬は100倍ハードモード」である。うーむ、ちょうどイイところはねえのか?

とはいえ、地元の道民は「暑い暑い」と言いがちで、夏はよく冷やし麺を食べていた。今回、別件で北海道を訪れていた関係でセイコーマートに立ち寄ったところ、冷やし麺のラインナップは都内のコンビニにもヒケを取らない。

さて、本企画「コンビニの冷やし麺全部食う」は店頭に並んでいる全ての冷やし麺を購入し、片っ端から食べ比べるというもの。セイコーマートの冷やし麺はほぼ全てが初体験であるが、購入したすべての商品を先入観なく味わってみたゾ。

購入した冷やし麺は全部で9種類。結果的にセブン・ファミマ・ローソンなど大手コンビニとは「味」も「価格」もかなり違いがあった。


・7種具材の冷し中華(440円)

具材はかなり豊富で、冷し中華には必須のハムがきっちり入っていた。タレはインパクト重視ではなく、一口目から「ウマ!」とはならない。よく言えばオーガニック、悪く言えば淡泊な印象だ。……が、1人前440円は他のコンビニと比較すると100円近く安い。


・ネギ味噌チャーシュー麺(453円)

こちらも冷し中華とさほど違わない印象。具材はゴージャスでありながらも、スープはかなり控えめな味付け。ローソンの冷し味噌ラーメンと比べると「店と病院食」くらい塩分のインパクトが違った。……が、こちらも冷しラーメンとしてはかなり安い。


・冷しとろろそば(440円)

「コンビニのとろろそばにハズレなし」の格言通り、安定の味わい。とはいえ「とろろそば」でさえも、お出汁の塩分は控えめである。セイコーマートの冷やし麵が「インパクト重視」ではないことは明らかだ。


・冷しぶっかけきしめん(429円)

大量のおかかが特徴のきしめん。ベロベロとした食感が楽しく、最後の最後までおかかが尽きない。また、お出汁の味付けはこちらもかなり控えめ。


・冷たい海老塩ラーメン(348円)

やや小ぶりではあるものの、コンビニの冷しラーメンで348円はかなり安い。味は一瞬「無味?」と感じるほど淡いものの、後からエビの風味がジワジワと追いかけてくる。……が、総合的には「ちょっと評価が難しい味」という印象だ。好きな人は好きそう。


・鶏だしつゆのさっぱりそうめん(348円)

淡い味ながらも、そうめんのお出汁はこれくらいでいいのかもしれない。今回試した9種類の中では最も好印象で「悩んだらとりあえずコレでいいや」的な安定感がある。348円という価格も嬉しいポイントだ。


・冷たいカップそば(162円)

100円パスタなど、セイコーマートが誇る「破格総菜」の冷やし麵バージョンが「冷たいカップシリーズ」である。その価格はなんと162円! ちょっとしたおにぎりやパンと同レベルの値段だから驚くしかない。

味はこれまでの冷し麺とさほど変わらない「控えめな味付け」であるが、ボリュームと価格を考えれば組み合わせの可能性は無限大。そばとつゆだけではなく、きっちり海苔までカバーしているところは流石セイコーマートである。


・冷たいラーメンカップ(162円)

冷たいカップシリーズのラーメン版。全ての冷やし麺の中で最も味にインパクトがあり「男どもが好きそうな味」と感じた。おにぎりと組み合わせるも良し、からあげと組み合わせるも良し。さり気なく添えられたメンマも抜かりはない。


・冷たいカップうどん お揚げと生姜(162円)

そば、ラーメンのうどん版であるが、個人的には「やや落ちるかな?」という印象。理由はうどんがやや細めで、ゆでうどんの致命的な弱点 “コシの無さ” をカバーしきれていなかったからだ。それでも162円は選択肢として十分に入ってくる。


・全般的に控えめな味付け

ご覧のようにセイコーマートの冷やし麵は、全般的に「控えめな味付け」というのが特徴的であった。好みにもよるだろうが、個人的にはセブン・ファミマ・ローソンなどの冷やし麺の方が美味しく感じたので、北海道にいてもなかなか手は伸びないかもしれない。

そんな中でも「冷たいカップシリーズ」だけは話が別である。162円なら他の商品と組み合わせて購入することが前提になるため、レギュラー入りの可能性も十分。セイコーマートの強さをまざまざと感じた次第だ。

というわけで、セイコーマートの冷やし麺は「控えめな味付けで価格が100円くらいは安い」と覚えておくといいだろう。いつか店内調理の「ホットシェフ」の冷やし麺も食べてみたいものである。

参考リンク:セイコーマート公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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