「自分のペースで ブランド を成長させるということ」:ジュエリーブランド創業者リリ・サドゥーギ氏

DIGIDAY

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リリ・サドゥギは創業10年となるブランドだが、創業者でクリエイティブディレクターのリリ・サドゥギ氏は、自らのビジネスに自身の豊富な知識をつぎ込んでいる。かつてトリーバーチ、クラブモナコ、バナナ・リパブリックに勤務し、2005年にJクルーのジュエリーカテゴリーをローンチした後、自分のブランドを立ち上げた。

リリ・サドゥギ(Lele Sadoughi)は創業10年となるブランドだが、創業者でクリエイティブディレクターのリリ・サドゥギ氏は、自分の名前を冠したビジネスに自身の豊富な知識をつぎ込んでいる。かつて彼女は、トリーバーチ(Tory Burch)、クラブモナコ(Club Monaco)、バナナ・リパブリック(Banana Republic)に勤務していた。そして2005年にJクルー(J.Crew)のジュエリーカテゴリーをローンチした後、自分のブランドを立ち上げた。

「こうした大企業で働くことは、マーチャンダイジング、コピーライティング、企画、製造、ビジュアルなど、あらゆることに携わることになる。振り返ってみれば、自分のコレクションを始めるにあたってそれがすばらしい基盤となっている」とサドゥギ氏はGlossyポッドキャストの最新エピソードで語っている。

2018年にパールと宝石のヘッドバンドで注目されたリリ・サドゥギは、それ以降ハンドバッグ、アイウェア、ホームデコなど15種類近くのカテゴリーへと拡大している。サドゥギ氏はブランドの成功を、オーガニックなマーケティング、ブランドのDNAに忠実な姿勢、そして2020年にラブシャックファンシー(LoveShackFancy)と行ったような本物のコラボレーションによるものだと考えている。

サドゥギ氏によると、パンデミックが始まってから同社は記録的な収益をあげており、その勢いは衰える気配がないという。現在、彼女はさらなる実店舗のオープンに力を入れている。夏の終わりには、ブリーカーストリートにブランド初のニューヨーク店をオープンする計画だ。既存の店舗は、ダラスとニューポートビーチの2カ所である。

「私たちとって最高で最新の宣伝は、すべての店舗がオープンすること。それが人々にこのブランドを知ってもらい、ひとつの空間ですべてのカテゴリーを見てもらうための方法だ」とサドゥギ氏は話す。

以下、対談の内容をわかりやすく若干編集して紹介する。

小売業に賭ける

「私たちは投資を受ける必要がなかった。そのおかげで自分たちのペースで成長することができたのは非常によかった。最初の店舗は、本当につながりがほしいという気持ちがあり、ダラスにオープンしている。オフィスは現在もニューヨークにあるが、私が(ダラスに)引っ越して1年くらい。私自身がダラスで育ったので、ここにショップをオープンすることはとても意味のある特別なことだった。この店は驚くほどうまくいっている。店が好調なだけでなく、この地域のオンラインの顧客も増えている。まさにウィン・ウィンの関係だと思う。5月にカリフォルニアに出店した際も同じことが起きた。ニューヨークには最大の顧客層があるので、どうなるかとても楽しみだ。ニューヨークでは当日配達に大きな意味があるが、それも行うことができる」。

Zoomは予想外のマーケティングツール

「(人々は)ソーシャルを通じて多くのことを共有しているが、そのまさに約99%が、自分の顔をフレームに収めているモバイル(デバイス)を通じて行われている。私が作っているものの多くは、ヘッドバンド、眼鏡、イヤリング、帽子など、顔を縁取るもの。(ソーシャルメディアは)人々が自分たちのファッションを共有し、表現するためのとてもバイラルな方法となっている。(そうした瞬間のためのアイテムを製作することは)私が作るカテゴリーに求めていたことではなかったけれど、人々にとって楽しいことなのだというのは実感している。(仕事をしている人たちのあいだで)Zoomが普及したのは完璧な出来事だった。腰から下に何を着ているかなんて誰にもわからなくても、腰から上はいざという時には上品に見せることができる。イヤリングやヘッドバンドをつければ、それで準備OKなのだ」。

自分のルーツに忠実であること

「企業として、デザイナーとして、またデザインを行っている会社として、重要なのは自分のDNAに忠実であること。私は小さく繊細なジュエリーはやったことがない。なぜなら、それは私たちらしくないから。私たちは主張のあるアイテムで知られていて、ニーマンズ(Neiman’s)、ノードストローム(Nordstrom)、サックス(Saks)など、同じ小売店で一貫して販売されている。(私たちの顧客は)大きくて、ファビュラスで、主張のあるアイテムを探し求めて私たちのもとにやってくる。そういう人はいつでも存在する。トレンドが自分たちの方向性と一致するときがあるが、そのときはただそれに乗っかればいい」。

[原文:Founder Lele Sadoughi on growing her brand at her ‘own pace’]

TATIANA PILE(翻訳:Maya Kishida 編集:山岸祐加子)


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