片翼をもがれた?河野太郎デジタル大臣には期待も、行革・規制改革はどこへ

アゴラ 言論プラットフォーム

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

日本維新の会・代表選のスタートまでいよいよ残すところあと3日となりました。大まかなスケジュールも特設サイトで発表されています。

ただ、まだ公開討論会・演説会などの日程が少ないので…

広報局はもちろん、私個人としても露出を最大化すべく模索をしています。多くのメディアに取り上げていただきたく、報道関係者の皆さまぜひとも宜しくお願い致します!

さて、本日は昨日に引き続き内閣改造に対する所感をば。

突破力に定評のある河野太郎さんがデジタル大臣に就任されたことには、期待の声も多く上がっています。テクノロジーに対する理解も深そうです。

ただ、懸念点があります。

前任のデジタル大臣は「行政改革・規制改革」と兼務でした。デジタル化というのは規制改革との相性が極めて良く、これをセットにして進める首相官邸の方向性は正しいものだったと思います。

ところが今回の河野太郎大臣の職責は「デジタル改革、消費者及び食品安全、国家公務員制度」であり、行革・規制改革が外れています

これで果たして、河野太郎大臣に期待されているようなデジタル大改革を進めることができるでしょうか…?

国民民主党の玉木雄一郎代表も自身の動画で、高市早苗氏や河野太郎氏などの内閣府特命担当大臣には「権限がない」と断言していますが、直接の担当省庁などを持たないポスト。

岸田総理が肝いりで行政改革・規制改革とともに後押しをしていかなければデジタル化も進まず、結局は自身のライバルである河野太郎氏を閣内で「飼い殺した」というだけの結果に終わる恐れも高いのではないでしょうか。

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動画でもコメントしました。

「改革」への姿勢が相変わらず疑わしい岸田総理に、国会論戦では厳しく指摘を続けていきます。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年8月11日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。

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