私が感じる「蕎麦の持つ “速度” 」のお話【家そば放浪記】第33束:ライフで買った、本田商店『BIO-RAL Organic 国産有機十割そば』税込494円(1人前247円)

ロケットニュース24

なんとなくだが、「少量しか入っていない蕎麦」が美味そうに見える。量でいうなら2人前。それでいて高いとなると「ムムムムム!?」となるわけだ。

今回の蕎麦は、ライフの “お試し価格” で税込494円。となると通常はもっと高いというわけで……。こいつぁ、やるぞ、期待しか持てない!

ちなみに1人前247円というのは、紀ノ国屋で買った『十割そば本舗 国産の十割そば』の1食270円に次いで第2位。もしも通常価格だったら最も高い蕎麦だったかも!? 期待を胸に、いざパッケージチェックとまいろう。

とにかく「オーガニック」で「有機」なのが特徴の『BIO-RAL Organic 国産有機十割そば』。ちなみに製造者の本田商店は、過去にランキング最高順位5位だった『出雲そば』を作ったメーカー。つまるところファイナリストの実力。これは期待! それではさっそく──


デカい鍋にたっぷりのお湯を沸かし……


4分茹でたら……


ハイ完成。


して、そのお味は──


そばのなかには、食べた瞬間に「うっま」となる蕎麦と、食べていくうちに「うまいなこれ……」と徐々に感じる蕎麦がある。つまりは加速的な蕎麦と、加速はイマイチだけど最高速が飛び抜けている蕎麦みたいな。


この蕎麦は、後者だ。うまい。食べれば食べるほど旨味が増していく。私が「岩塩」に手をつけたのは、おかわりしてから(2人前目)のことだった。最高速まで食べたとするならランキング入りもやぶさかでは無い。


「家そば」か「外そば」かなら外。それも意識の高いロハスな場所。このスロースターターぶり、嫌いじゃない。あと、そば湯が濃いのもポイント高い。しかも蕎麦湯に旨味が濃縮……ッ! 蕎麦湯部門なら1位かも?


執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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