学研のAI図鑑アプリ「ナニコレンズ」が凄すぎた! 写真を撮るだけで誰でも生き物博士になれるけど…まさかの壁にぶつかった

ロケットニュース24

私達が暮らす日本には、様々な動植物が生息している。

家の周りや散歩道など、少し探せば何かしらの動植物が目に入るはずだ。しかし、見たことはあってもそれらの名前や生態を知っているかと聞かれると言葉に詰まってしまう方も多いのではないだろうか?

そんなあなたにおススメしたいのが、あの「学研」から配信されているAI図鑑アプリ。このアプリさえあれば、誰もが動物・植物博士になれちゃう……かも!?


・ゲーム感覚で楽しめる

こちらが件(くだん)のアプリ「ナニコレンズ」。ARや映像などで生き物をよりリアルに感じられる図鑑「学研の図鑑LIVE」シリーズが大幅リニューアルするのに合わせて、2022年6月23日から配信開始された。

使い方はとっても簡単。ホーム画面から「カメラ」を開き……


「いきもの」か「はな」を選んで、枠の中に入れて撮影するだけで……


名前や特徴が表示される! か、簡単すぎるぜ……!!

これまでに何度か動植物の名前を調べようとしたことがあったけれど、見た目以外の情報が全くないためどんなワードで検索したらいいのかすら分からず、結局うやむやになってしまうことが多々あった。

頑張って「白い花 野草」とかで検索しても、ざっくりしすぎてドバッと候補が出てくるし。

その中から似ている物を選んで、解説文を読んで本当に合っているのか確認して……毎回そんな作業をするのはめちゃくちゃ大変だったけど、ナニコレンズを使えばそのストレスが一気に解消されてしまう。

アプリに収録されているデータは驚異の約2400種類! 「蝶」「鳥」といったざっくりした分類だけでなく、細かい種類まで調べられるようだ。


試しに我が家の犬を撮影してみたところ……


犬種がバッチリ認識された。後ろから撮影したのに「ゴールデンレトリバー」や「フラットコーテッドレトリバー」など、ほかのレトリバー系に惑わされずしっかり見分けられているの有能すぎるのでは……? 


目の前にいるものの生態や名前をすぐに知ることができるのが楽しくて、まだ撮影していない動植物を見つけるとついついカメラを構えてしまう。この感覚はちょっと「ポケモンGO」をプレイしている感じに近いかも。


この日は1時間ちょっとの散歩で、14種類もの動植物を調べることができた。見つけたけれど動きが早くて撮影できなかった生き物も多々いたので、撮影の腕を上げてまた挑戦してみたいな~!


・まさかの壁

あっ、そういえば山の奥の方にも気になる植物があったんだよな。ずっと気になってたんだけど、満を持して名前を知ることができるのでは!? 意気揚々とナニコレンズと共に山に乗り込んだのだが……


何度撮影してもエラー表示が出てしまう。

あ、あれ~? さっきまではあんなにスイスイ解説してくれてたのに、なんでだ……?

さすがに対応してない植物だったのかな? そんなことを思いながら、ふと画面の左上に目を向けると……


なるほど電波死んでましたね。


シロツメクサなど、確実に収録されていることが分かっている動植物を撮影してみても電波が終わっている場所ではひたすらこのエラー画面が表示されていた。虚無である。

くっ、こんなところで自分が住んでいる土地の不便さを実感することになろうとは……ナニコレンズの性能を最大限発揮するためにも、皆さんも電波の本数にはくれぐれも気を付けていただきたい。

簡単な操作と分かりやすい解説で、お出かけがより楽しくなること間違いなしのアプリ「ナニコレンズ」。今まで身近に感じていた生き物たちも改めて見つめなおしてみると、意外な発見があるかもしれない。

参考リンク:ナニコレンズ
執筆:うどん粉
ScreenShot:ナニコレンズ(iOS)
Photo:RocketNews24.

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