いまさら気づいたよ。こんなにも「ブルーシール」を知らなかったとはね…… / 東京・池袋サンシャイン

ロケットニュース24

歳を重ねると何でも知った気になってしまう。残念な事実だ。自分の見聞きしたモノで世界を埋め尽くして、それが正しいとまで思っている。ある意味では正しい。だが、本当はいくつになっても何も知らないのかもしれない……。

だって、私(佐藤)はこんなにも「ブルーシール」のことを知らないじゃないか! アイスクリームブランドのブルーシールのことを!! なのに私は! 私は……

・こんなに知らなかった……

ブルーシールの始まりは1948年、アメリカのファーモスト社が米軍基地内にミルクプラントを設立したことから。1963年に現在本店のある浦添市に拠点を移してアイスクリームの販売を開始し、ブランドとしての歴史が始まっている。アメリカ生まれ沖縄育ちのアイスクリーム専門店なのだ。

アイスクリームといえば全国で約1200店舗を展開する「サーティワンアイス」がもっとも有名だが、ブルーシールも負けていない。2022年は関西を中心に続々と新店をオープンしている。1200店には遠く及ばないけど、少しずつお店を増やしているのだ。

増えるだけではなく閉じたお店もある。私の住んでいた西新宿5丁目の沖縄料理店でもブルーシールを販売していた。そのお店はすでになくなり、当時食べたはずのその味も記憶から消えてしまった……


あらためてブルーシールを味わいたい! と思い、直営店のあるサンシャインシティへと出かけた。久しぶりにメニューを見ると……。


よそのチェーンにはない味がいろいろあるね! いまさらオリジナリティの高さに驚く。「ブルーウェーブ」とか「琉球ロイヤルミルクティー」とか「沖縄田芋チーズケーキ」ってどんな味だろう?


アイスはこのほかにシーズンテイストとして「ハイサイ! グァバ & マンゴー!」「かなさんイチゴミルク」がある。ハイサイとは沖縄方言で「こんにちは」、かなさんは「可愛らしい」という意味なのだとか。


ソフトクリームにも紅イモがあるね。ちなみに品揃えはお店によって違うので、その点を注意してほしい。


アイス・ソフトだけではなくアレンジメニューも充実していて、6つのアイスにソフトを乗っけた「ブルーシールマウンテン」なんてのもある! 食ってみたいけど、こんなデカいのを1人じゃ食えないな! 


さらにさらに色鮮やかなサンデーやフラッペまである! 以前はタピオカやクレープのメニューもあったのだとか。フランチャイズのお店にはパフェまであるらしい。知らなかった! こんなにメニューが充実しているなんて全然知らなかったぞ~!!


ごめんよ、ブルーシール。俺、お前のこと全然見れてなかった……


・1度じゃ味わい尽くせない

私が選んだのは、ブルーシールサンデー(税込650円)。アイスは人気ナンバーワンの「塩ちんすこう」、ソフトは「紅イモ」だ。

イートインスペースがないので、慌てて外に出て写真撮影。急がねば、この暑さで溶けてしまう! いや、すでに溶け始めている!! やべええええ!


沖縄県産の紅いもを使用したソフトは、優しい甘さで素朴ないもの味。ゆっくり堪能したいところだけど、急いで食わないと落っこちちゃうよ!


そして北谷町の塩を使ったという塩ちんすこうのアイス。クッキーを思わせるちんすこうのサクっとした食感と、塩バニラの甘じょっぱさが心地よい。


今回はこの2つの味をチョイスしたけど、次は琉球ロイヤルミルクティーにしようかな。いや、アーモンドピスタチオも捨てがたい。アメリカンフレーバーのストロベリーチーズケーキもウマそうだったなあ。

とにかくアイスが1番美味しく感じる夏の間に、もう1度訪ねるとしよう! ブルーシールはあまり知らないって人は、ぜひその味を確かめていただきたい。


・今回訪問した店舗の情報

店名 ブルーシール 池袋サンシャインシティ店
住所 東京都豊島区東池袋3丁目1-1 サンシャインシティ アルパ B1
時間 10:00~21:00
定休日 なし(施設に準ずる)

参考リンク:ブルーシール
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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