従業員が釣られやすい偽メール、配達トラブルや勤め先からの通知を偽装–2割弱がクリック

CNET Japan

 ロシアのセキュリティ企業Kaspersky Labは、企業の従業員が騙されやすいフィッシングメールのサブジェクトについて調査し、その結果を発表した。それによると、勤めている会社の問題に関するサブジェクトと、メール配信トラブルに関するサブジェクトの場合、誘導リンクのクリック率が高かった。

 騙されてクリックしてしまった割合の高い上位5サブジェクトなどは、以下のとおり。

●1位:

  • サブジェクト:お荷物を配達できませんでした
  • 送信者:配達サービス
  • クリック率:18.5%

●2位:

  • サブジェクト:過負荷でメールを届けられませんでした
  • 送信者:Googleサポートチーム
  • クリック率:18%

●3位:

  • サブジェクト:従業員向けオンライン調査:働き方の改善方法について
  • 送信者:人事部
  • クリック率:18%

●4位:

  • サブジェクト:要注意:全社的に導入する新たなドレスコード
  • 送信者:人事部
  • クリック率:17.5%

●5位:

  • サブジェクト:全従業員へ:新たな避難計画
  • 送信者:保安部
  • クリック率:16%

 このほかには、予約確認を装ったメール(11%)、注文確認を装ったメール(11%)、IKEAのコンテスト連絡を装ったメール(10%)に騙される人が多かった。

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