「ブランドの透明性を保つこと、創造性に値段をつけないことが最重要」:ライム・クライムCEOアンドレア・ブライデン氏

DIGIDAY

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この記事は、DIGIDAY[日本版]のバーティカルサイト、ビューティ、ファッション業界の未来を探るメディア「Glossy」の記事です。 インディーズメイクアップブランドのライム・クライム(Lime Crime)が2020 […]

インディーズメイクアップブランドのライム・クライム(Lime Crime)が2020年5月にアンドレア・ブライデン氏をCEOに任命したとき、彼女の最初の任務は、より透明性と主張のある時代に向かうために社の方針を立てることだった。デジタルネイティブなインディーズメイクアップブランドの先駆け的存在であるにもかかわらず、ライム・クライムは2010年代に物議を醸した一連の論争に悩まされた。2018年、ライム・クライムはテングラムキャピタルパートナーズ(Tengram Capital Partners)に買収されている。

「人間味あふれるブランドにして、透明性を保つことを始める時期だった。というのも(社内のチームは)透明性をもって働いているからだ。それと同じように、顧客とともに運営していきたいと思った」と、ブライデン氏はGlossyのビューティポッドキャストの最新エピソードで語っている。

ブライデン氏はまた、創造性に決して値段をつけないというライム・クライムのレガシーを継続することに重点を置く。同じような美容ブランドがサプライチェーンやインフレのために価格を上げるなか、ライム・クライムは価格を下げてきた。たとえば、グリマリング・スキンスティック(Glimmering Skin Stick)は25ドル(約3380円)から15ドル(約2030円)になっている。ライム・クライムは最近ウォルマート(Walmart)、ターゲット(Target)、サリービューティ(Sally Beauty)に進出しているが、それが値下げ戦略を相殺する助けになったという。

以下、会話のハイライトをわかりやすくするために軽く編集して紹介する。

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ブランドのDNAに寄り添う

「ライム・クライムとは何かということに忠実であり続けなくてはならない。私たちは、カラーを軸にしたトレンドを発信するブランドだ。私たちは色を売っている。消費者が作りたいものを作る能力を、消費者に授けることができるような明るくカラフルな製品を作り続けている限り、私たちのターゲットオーディエンスを満足させることができる。若いミレニアル世代もZ世代も、みんな色を求めて私たちのもとにやって来る。この1年、私たちは(メイクアップとヘアカラーの)カテゴリーをつなぐ、よりユニークな方法を試みてきた。たとえば、昨年9月には、バッシーブロウポマードペンシル(Bushy Brow Pomade Pencil)を発売し、5色のニュートラルなカラーと、4色のユニコーンヘアカラーを発売した。よりナチュラルなメイクアップに特化した普段使いのカラーブランドでは、ニュートラル(なシェード)が急増する(傾向がある)。私たちの場合、ユニコーンヘアカラーは売れ筋のシェードになっている」。

未来志向であり続ける

「(顧客は)もっとユニークな色の使い方を求めている。私たちは、そのようなさらに大胆なルックを実現するために、もう少し生活を楽にするためのものを発売している。さまざまな使い方や実験ができるので、マルチユースの製品を作る(ことが重要だ)。色に妥協することなく、消費者の生活を楽にすることが、私たちにとって大切なのだ。それはトレンドの背後にあるうまくいきそうなインサイトを取り入れ、それがどのように色に適用されるかを見極めることだ」。

透明性を強調する

「過去に私たちが失敗したのは、会社の変化、社内の変化について、つねに透明性を確保できていなかったという点だ。ブランドやブランドに対する愛について自分のチームと話をすればするほど、私たちが(自分たちのその情熱を)外部に共有していないことが明らかになった。この2年間でのライム・クライムにはこうした新たな変化があることを皆に理解してもらいたいのに、それについてあまり話をしてこなかった。私たちは、このブランドとその象徴である『創造性に値段はつけられない』ということを深く深く愛している、すばらしい人々のグループなのだ」。

[原文:CEO Andrea Blieden: ‘We need to stay to true what Lime Crime is’]

GABRIELA GARCÍA-ASTOLFI(翻訳:Maya Kishida 編集:山岸祐加子)


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