BBソフトサービスは7月6日、室内のCO2濃度、温度、湿度で家電を管理できる「+Style センサー（CO2・温湿度）」と「+Style センサー（温湿度）」、および「+Style マルチリモコン」の販売を開始した。
+Style センサー（CO2・温湿度）は、CO2濃度をほぼリアルタイムでモニタリングし、状況に合わせて家電をコントロールすることができるセンサー。厚生労働省推奨の高精度センサーNDIR方式を採用し、実測値を3秒ごとに表示するほか、CO2濃度を400から9999ppmの範囲で、4段階で測定し、換気タイミングをスマートフォンに通知する。
スマートフォンからモニターの明るさを変更でき、スケジュール機能を使って夜の間だけ暗く表示することも可能。温湿度センサーも搭載しているので、CO2濃度や温度・湿度の設定により、エアコンやサーキュレーターをオンにして、空調管理を行うことも可能だ。
+Style センサー（CO2・温湿度）」の販売税込価格は1万5800円。CO2モニタリングを外し、温度・湿度センサーに機能を絞った+Style センサー（温湿度）の販売税込価格は4980円となる。なお、7月18日までの期間、+Style センサー（CO2・温湿度）が1万2640円、Style センサー（温湿度）が3980円のキャンペーンを実施している。
「+Style センサー（温湿度）」
「+Style センサー（CO2・温湿度）」
+Style マルチリモコンは、家の中にあるリモコンを一つにまとめることができるスマートリモコン。+Style センサー2機種とも連携し、スマートフォンによる家電の遠隔操作が可能で、+Style製品のスマートモードを活用し、天候や時間・スマホのGPS情報など、さまざまな状況を設定して、家電をコントロールすることができる。
壁掛けに対応し、リモコンから最大25m離れた場所の家電を登録することも可能。Amazon Alexaの「簡単セットアップ」にも対応し、+StyleアカウントとAmazonアカウントをリンクしてペアリングすれば、Amazon Alexaデバイスが自動で対応デバイスの登録をする。
「+Style マルチリモコン」
BBソフトサービス 取締役執行役員／プラススタイル事業本部本部長の近藤正充氏は「+Styleが扱っているのはすべてがスマートプロダクトだが、まだ市場は広がっていないと感じている。お客様にアンケートをとると『興味を持っている』と答える人が増えてきており、今後は『興味がない』と答えた人にいかに買ってもらうかが必要。その人たちにスマートプロダクトに関するイメージを聞くと、『価格が高そう』『使いこなせなさそう』に続き『接続、設定が難しそう』という答えが返ってきた。この接続、設定が難しそうの部分をサポートするのが、今回の簡単セットアップ。電源をつなぐだけで接続できる簡単操作を目指した」と採用の経緯を話した。
アマゾンでは、スマートホーム製品の体験改善に向けた取り組みとして、所有するスマートホーム製品を共通の音声操作でコントロールできる「Works With Alexa」プログラムを提供。加えて、簡単セットアップも用意する。
アマゾンジャパン Alexaインターナショナル事業開発本部本部長の澤田大輔氏は「スマートホーム製品が広がり続ける環境で、いかに簡単に使いやすいものにするかの取り組みは今後も続けていく」とコメントした。
Googleアシスタントを搭載したスマートスピーカー製品とも連携可能で、「TVをつけて（消して）」「エアコンのモードを暖房（冷房・自動）にして」などと、スマートスピーカーに話しかけて家電をコントロールすることができる。
+Style マルチリモコン通常販売税込価格は9680円、7月18日までのキャンペーン価格は7740円となる。
BBソフトサービス 取締役執行役員／プラススタイル事業本部本部長の近藤正充氏（左）とアマゾンジャパン Alexaインターナショナル事業開発本部本部長の澤田大輔氏（右）
