おっさんが韓国かき氷の「ソルビンカフェ」に行ったら、練乳の使いどころがわからなくて困った…… 東京・新大久保

ロケットニュース24

夏です! 暑いです! 6月に入って梅雨で長雨が続くだろうと気構えていたら、気温がグングン上がって30度を超える日々。もう夏だよね? 夏ってことでいいよね? ってことで夏を満喫するためにかき氷を食いに行ってみた。

東京・新大久保には韓国のかき氷スイーツを食べられるお店「ソルビンカフェ」がある。お店に行って、かき氷を注文し無料トッピングの練乳を付けたんだけど、そもそもソルビンを理解していなかった私(佐藤)は、練乳の使いどころがわからなかった……

・人気のソルビンカフェ

お店はJR新大久保駅から徒歩3分のところにある。以前は別の韓国かき氷店だった場所に、2022年2月にオープンしている。ちなみにソルビンカフェは韓国で500店舗を展開しており、日本でもすでに東京・神奈川・福岡などで店舗を展開している。


昼時にお店を訪ねると行列! さすが人気店、平日昼間でも行列とは驚きだ。待っている間に渡されたメニューを見ると、色とりどりのソルビンがある! 全部美味しそう!! しかも写真映えするヤツだな。見た目が華やかで食べて美味しいなら、そりゃ行列できるよね。


約30分ほど待ってやっとお店に入ることができた。だが、席についてさらに20分くらい待つことになった。というのも、かき氷はオーダーごとに1つずつ作っているらしく、盛り付けに時間がかかっているようだった。呼び出しブザーが鳴るのをただ静かに待つのみ……。


そして呼び出しブザーが鳴って取りに行くとスゴイのが完成していた。注文したのはコレ!! 「いちごチーズメロンソルビン」(税込2090円)である。通常+税込110円の練乳が無料で付けられるとのことだったので、練乳もプラスした。やっぱかき氷といえば練乳っしょ!


メロンの皮で作った氷の器に、メロン半玉がドカン! と乗っている。この中に氷が入っている。


まずはメロンを食わなければ。ザックリとカットして開くと氷がギッシリと詰まっている


・練乳の使いどころ……

氷といえば練乳だけど、この氷は真っ白だな。ちょっと待てよ、そもそも「ソルビン」ってなんだっけ?

調べたところ、ソルビンは韓国のデザートカフェのブランド名で、「韓国かき氷」を指す言葉ではない。そのソルビンカフェは2013年に釜山に1号店を出店して以来、韓国にかき氷ブームを巻き起こしている。

そんなソルビンカフェの特徴はパウダースノーのような「ミルク氷」を使っていること。そのミルク氷は牛乳に練乳を加えて冷やし固めたものなのである。


つまり練乳はすでに入っている。無料トッピングの練乳はあまり使いどころがないようだ……。マンゴーソルビンならマンゴーの上からドバっとかける手もあったかもだけど、メロンは食っちゃったしなあ。かけるところがないけど、なんとかしよう……。


・食い甲斐がある

さて大量の氷を雪かきをするようにして少しずつ消化していく。外の暑さで火照った身体は1口氷を食べるごとに、内側から冷やされていくようだ。

氷を堀り進めていくと、中から凍ったイチゴとイチゴジャムが出てきた。赤と白の色合いが美しい。そして甘さと酸っぱさがたたみかけるように口の中に押し寄せてくる。


ふと周りを見ると男性1人客は私だけ。ほかはお友達や家族連れの女性客だけ。しかも1つのソルビンを1人で食っているのも私だけだった。ほとんどの人がシェアして食べている。ソルビンのサイズがデカいので、女性で1つを平らげるには量が多いかもしれない。

そう言いながら、私もだいぶお腹が膨れてきたぞ。ようやく底が見えてきた。


持て余していた練乳を加えつつ、無事に完食。なかなか食い甲斐のあるかき氷だった。

おそらくこれから気温の上昇に従って、店前の列も長くなるかもしれない。お店を行くなら、本格的に暑くなる前の今がねらい目かも。平日昼ならそれほど待たずに入れるのではないだろうか。ウマい氷を食って、暑い夏を乗り越えようぜ!


・今回訪問した店舗の情報
店名 ソルビンカフェ新大久保
住所 東京都新宿区百人町2-3-20 ビション新大久保駅前
時間 11:00~23:00
定休日 なし

参考リンク:コリアンデザートカフェ ソルビン
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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