使い捨て文化からの脱却へ–大塚製薬、Loopを利用し「ポカリスエット リターナブル瓶」販売

CNET Japan

 大塚製薬は、循環型ショッピングプラットフォーム「Loop」を利用し、「ポカリスエット リターナブル瓶 250ml」を7月12日に販売する。

 販売するのは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、茨城県、京都府のイオンおよび、イオンスタイルの66店舗。

 同社では、大塚グループの環境方針のもと、グループ全体で循環型社会の実現に向け、さまざまなアプローチやチャレンジを続けている。その中で、再利用モデルに適した強度、「ポカリスエット」の品質基準をクリアする容器(ターナブル瓶:ガラス製)を完成させた。

 ラベルはなく、ロゴなどは直接印刷され、キャップは王冠(栓抜きで開けるタイプ)仕様となる。希望小売価格は、70円のデポジット料金を含む230円。

 Loopは、テラサイクルのリユース容器を利用した循環型ショッピングプラットフォーム。従来使い捨て容器で販売されていた製品をリユース可能な容器で販売し、使用済み容器を回収し、洗浄・製品の再充填を行い再び販売するプラットフォームとなる。2019年1月のサービス開始以降、世界5カ国(米、仏、英、加、日)で展開している。

 テラサイクルは、Loopを通じて使い捨てプラスチックごみを削減するだけでなく、使い捨て文化からの脱却を目指している。

 今回発売するポカリスエット リターナブル瓶 250mlは、店頭のLoop専用返却ボックスを利用して使用済み容器を回収。瓶の洗浄、再充填を行い販売するものになる。

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