大事な部門の人々が大幅に解雇される。
テスラはカリフォルニア州のサンマテオにあるオフィスを閉鎖し、ドライブアシスト機能などの専門であるオートパイロット部署の従業員200名を解雇したことが判明しました。今週火曜日に解雇の情報がブルームバーグ社によって報じられましたが、本当だったようです。
しかも350人中200人を解雇という大規模さ。データアノテーション業務を担っていた従業員たちは今後、他の場所にあるオフィスへ移動するとのこと。おそらくニューヨーク州バッファローにあるオフィスへ行くのではないかとされています。今回解雇された200名のほとんどは、顧客車両からの運転データをラベリングする業務をしていた時間給の従業員。
今月、イーロン・マスクは現在の経済状況について「スーパー嫌な予感がする」と語っていて、10%ほどの人員削減が必要だと話していました。さらに役員たちに雇用をストップするようにも要請していたとも伝えられています。今回の解雇の前にイーロン・マスクは自動運転とAIこそがテスラの将来の成功の鍵だと思っているって言っていたばかりなんですけどね。
米運輸省高速道路交通安全局は、1年かけて調査した自動運転システム等を起動中に起こった事故に関する調査を今月ついに発表。その調査にはテスラの事故16件(15人が負傷、1名が死亡)が含まれているとのこと。
これからもっと力を入れていかなきゃいけないところであり、マスク自身もこの「フルセルフドライビング」がテスラを100か0にする大きなところだと言っている中でのその部門の人たちの解雇…なにか策があるんでしょうか?