ハードウェア
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ソニーがゲーミング向けデバイスの新ブランド「INZONE」を2022年6月29日(水)に発表しました。「INZONE」から最初に登場する製品は3種のヘッドセット「INZONE H9」「INZONE H7」「INZONE H3」と2種のゲーミングモニター「INZONE M9」「INZONE M3」で、ノイズキャンセリング機能や高リフレッシュレート＆VRR対応など快適なゲーミング環境の構築に有用な機能な盛りだくさんとなっています。
ゲーミングギア INZONE（インゾーン） | ソニー
https://www.sony.jp/inzone/
◆ゲーミングヘッドセット
ソニーが発表したINZONE初のヘッドセットは、ノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスヘッドセット「INZONE H9」、40時間バッテリー駆動可能なワイヤレスヘッドセット「INZONE H7」、有線接続可能なヘッドセット「INZONE H3」の3種類です。
3種のヘッドセットでは、ソニーの「360立体音響技術」によってゲームの世界に入り込んだような没入感を体験したり、対戦ゲームで相手の位置を正確に把握したりできます。また、AndroidやiOS向けに配布されている耳型測定アプリ「360 Spatial Sound Personalizer」を用いて音響をユーザーごとに最適化し、理想的なゲームサウンドを楽しめるとのこと。
「INZONE H9」にはノイズキャンセリング機能が搭載されており、ゲーミングPCのファン音などを気にせずにゲームに没入できます。また、「INZONE H9」にのみソニー製ハイエンドヘッドフォン「WH-1000XM5」と同じ素材(合成皮革)のイヤーパッドが採用されています。
3機種の比較表が以下。「INZONE H9」はノイズキャンセリング機能オフ時は最大32時間バッテリー駆動可能で、「INZONE H7」はノイズキャンセリング機能を搭載しない代わりに最大40時間のバッテリー駆動が可能となっています。また、「INZONE H9」と「INZONE H7」ではPlaystation 5の音量をヘッドセットに搭載されたボタンからコントロール可能です。
「INZONE H9」「INZONE H7」「INZONE H3」は3機種すべて2022年7月8日(金)に発売予定で、記事作成時点ではAmazon.co.jpで「INZONE H9」を税込3万6300円、「INZONE H7」を税込2万8600円、「INZONE H3」を税込1万2100円で予約できます。
◆VRR対応ゲーミングモニター
INZONEからは、4K・144Hzの27インチゲーミングモニター「INZONE M9」と、フルHD・240Hzの27インチゲーミングモニター「INZONE M3」も登場しています。GTG応答速度は両機種ともに1msで、G-Sync CompatibleやHDMI 2.1 VRRといった可変リフレッシュレート技術(VRR)に対応しており、滑らかでカクツキの少ない映像を楽しめます。
両機種ともに「オーディオ出力ポート」「USB Type-A(2個)」「USB-Upstream」「USB Type-C」「DisplayPort 1.4」「HDMI 2.1(2個)」と、多くの接続ポートを搭載しています。また、モニターをPCやゲーム機など複数のデバイスと接続した際に、マウスやキーボードなどの周辺機器を複数デバイス間で自動切り替えする機能も搭載しています。
さらに、両機種をPlaystation 5に接続すると、HDR調整を自動的に最適化する「オートHDRマッピング」や、Playstation 5から出力されるコンテンツの種類に応じて自動的に画質モードを切り替える機能も利用できます。
既に複数の海外メディアが「INZONE M9」のレビューを掲載しており、ゲーム関連メディアのPC Gamerは「INZONE M9」についてコントランスとの高さや外観の美しさを称賛しています。一方でPC Gamerは「INZONE M9」に搭載されたスピーカーが低品質であることを指摘しています。
「INZONE M9」は2022年7月8日(金)に発売予定で、記事作成時点ではAmazon.co.jpで税込15万4000円で予約可能です。また、「INZONE M3」は2022年内に発売予定です。
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