「512台のフロッピーディスクドライブ」で音楽を演奏してみた動画が公開中

GIGAZINE
2022年06月14日 19時00分
動画



フロッピーディスクドライブ(FDD)の懐かしい動作音で派手な行進曲を演奏した動画が、ポーランドのエンジニアでYouTuberのPaweł Zadrożniak氏により公開されました。過去にもFDDでスター・ウォーズのテーマを演奏したZadrożniak氏の最新作では、なんとFDD512台・HDD16台・スキャナー4台で構成された見事なオーケストラが披露されています。

The Floppotron 3.0 » Silent’s Homepage
http://silent.org.pl/home/2022/06/13/the-floppotron-3-0/

大量の周辺機器を楽器にした「The Floppotron 3.0」が実際に演奏している様子は、以下から見ることができます。

(2) The Floppotron 3.0 – Computer Hardware Orchestra – YouTube
[embedded content]

2011年に公開されたZadrożniak氏の初代The Floppotronは、2台のFDDでインペリアル・マーチ、いわゆるダースベイダーのテーマを演奏するというものでした。


2016年のThe Floppotron 2.0ではFDDが64台になり、さらにHDD8台とスキャナー2台が加わって一気に豪華になりました。


そして、今回Zadrożniak氏が発表するのがこのThe Floppotron 3.0です。


スイッチを入れて起動。


演奏する曲が読み込まれます。演目は「剣闘士の入場」とのこと。


演奏が始まると各機器が一斉に動作を始めて、モーターの駆動音がまるで音楽のように聞こえます。


The Floppotron 3.0の主役は、512台のFDDです。高く積まれたFDDのランプが曲に合わせて点滅する様子は、オーディオスペクトラムのようです。


他には、フラットベッドスキャナー4台と……


16台のHDDが使われています。


各機器の制御には、MIDIデータをRS-485に変換するゲートウェイ装置が使われています。


電力は、5V/18Aの電源装置16台と12V/8Aの電源装置3台により供給されています。


ロマンあふれる緊急停止ボタンも。


FDDの裏側はこんな感じ。


将来的には、プリンターや照明などの新しい機器を追加して、さらにオーケストラを豪華にする予定とのことです。


この記事のタイトルとURLをコピーする

Source

タイトルとURLをコピーしました