【刀ミュ】真剣乱舞祭のマナーをかみ砕いて説明してみた! ルールを守って皆で楽しい観劇をしよう!!

ロケットニュース24

ウオオオオオ祭りだ祭りだぁ~~~!!!!! 

2022年5月8日、福井県から始まったミュージカル刀剣乱舞の大型公演「真剣乱舞祭2022」。

通常の公演ではシリアスなストーリーが展開されているけど、真剣乱舞祭はその名の通りお祭りの公演。刀剣男士たちが歌い、踊り、たくさんの元気をくれるとっても楽しい公演だ。

Twitterを眺めていると「今回初めて現地で観劇します!」といった声も数多く見かけ、ようこそ沼へ……とニヤニヤしてしまう。ただ、独自のルールやマナーも多く戸惑ってしまう方も多いだろう。

そんなわけで、本記事では真剣乱舞祭2022の基本的なマナーとルールをかみ砕いて説明してみた。マナーを守って皆が一緒に楽しめる祭りにしよう!!


・その1、背中は座席の背もたれにぴったりくっつけて観劇しよう!

これは真剣乱舞祭に限らず、他の舞台観劇においても共通のマナー。背もたれに触れずに観劇すると、後ろの座席の人の視界をガッツリ遮ってしまうのだ。

「そんなわけないでしょ~」と思う方もいるかもしれないが、舞台作品って集中すると本当に物理的に引き込まれる。

ついつい体が前のめりになりかけて、「危なっ!」となった経験が筆者にも何度もある。真剣乱舞祭にはそれくらいの引力があります、いやマジで。

観劇中は自分の背中がのりで背もたれにひっつけられてるくらいの姿勢で臨んだ方がいいかもしれない。背もたれと背中の間に隙間ができないよう、リュックタイプのかばんで参戦する人も荷物は足元に置いておこう。


・その2、髪型に注意!

観劇をしに行く際はせっかくだから最大限のオシャレをしていきたいもの。しかし、過度なまとめ髪やアップにするのはやめよう。これも舞台作品においては共通のマナーだ。

理由は先ほどと同じく、髪の毛で後ろの人の視界を遮ってしまうから。帽子や飾りの大きなカチューシャなども、公演中は外した方がいい。


・その3、うちわは規定内で作ろう!!

推しに自分の思いを伝えられるうちわ制度、最高ですよね~~~~~~!!!!!! 運が良ければ推しがこっちを見てくれてファンサまでもらえちゃう激ヤバアイテムだ。

まだ未観劇の方もいるだろうからあまり詳しくは言えないけれど、特に今回の真剣乱舞祭ではどこの席でもうちわを作っていって損はないと思う。そんなうちわだけど、これにも結構細かい規定がある。

まず、大きさは面の部分が30cm×30cmまでであること! 指定されているのは「面」の部分だけなので、持ち手の部分は考えなくてOKだ。100均などで簡単に手に入るうちわだけど、必ず大きさを確認してから購入しよう。

次に、飾りつけはうちわの面からはみ出さないようにしよう! 

他のアーティストの公演では端がリボンなどでデコられたかわいいうちわを見かけることもあるが、真剣乱舞祭では面の中だけで勝負しよう。面の範囲内でいかに素敵なうちわを作れるかも腕の見せどころだ!

そして、装飾に使ってはいけないものをきちんと把握しよう! 具体的には「ホログラムなどの光を反射するもの」「モールなどの取れやすいもの」の2種類だ。

光を反射するものは、舞台装置の光を反射してキャストの方の目に影響を与えてしまう可能性がある。もし反射した光に目が眩んで、階段を踏み外してしまったりしたら……想像しただけで恐ろしい。

最近はうちわを保護するビニール製のカバーも販売されているけれど、これも光を反射してしまうので公演中は外しておくこと。意図せずキャストの方にバルスしないよう気をつけよう。

取れやすいものは、会場で落ちたことに気づかず周りがゴミだらけになってしまう可能性がある。自分や他のお客さんが滑って転倒したり、片付けの手間が増えたりする原因になるかもしれない。


全部覚えきれるかな……と心配な方におススメなのが、コピー用紙に文字や絵を印刷してうちわにぺたぺた貼る方法! 筆者も刀ミュに参戦する際は毎回この方法でうちわ製作を行っている。

「コピー用紙だけじゃ目立たなくてファンサをもらえないんじゃ……」と思う方もいるかもしれないが、安心してほしい。刀剣男士たちは思ったよりガッツリうちわを見ている。

上の写真は実際に筆者が今回の真剣乱舞祭で使用したうちわだけど、こんな感じの装飾でもファンサしてくれて死ぬかと思った。

最後に、会場内で出せるうちわは1枚だけなのを把握しよう!

応援したい刀剣男士が多すぎて、うちわが1枚では足りない方もいるかもしれない。持ち込む数に制限はないけれど、会場内でかばんの外に出せるのは1枚までだ。

うちわはルールが多くて覚えるのが大変だけど、せっかく作ったうちわが会場で使えないのは悲しすぎるのでしっかり確認してから製作しよう。


・その4、ペンライトの使い方を間違えないようにしよう!

真剣乱舞祭には、長さが30cmまでのサイリウムやペンライトを1人6本まで持ち込むことができる。

リズムに乗ってペンライトを振るのとっても楽しいけれど、これね、背もたれと同じで気づいたら手が上に行ってることもあるんですよね~~~!!!!! 

以前別の記事検証したこともあるけれど、ペンライトって思った以上に光が強い。

胸より上で振ってしまうと、周りのお客さんの視界にペンライトの光が入って迷惑になってしまう可能性が高い。ペンライトは自分の胸の高さで振るようにしよう。心配な人はストラップを首からかけておくと、手の上げすぎ防止になるぞ。

また、真剣乱舞祭ではペンライトをつけるタイミングが決められている。ペンライトは必ずそのタイミングでのみ点灯させるようにしよう。

「そんなの初見じゃ分からないよ……!」と思ったそこのあなた、ご安心ください! めちゃくちゃ分かりやすい合図があります!! 何なら公演開始前に練習もさせてもらえるので、安心してペンライトを使ってほしい。

いちいちつけたり消したりするのは面倒だな……と思う方もいるかもしれないけれど、先述したようにペンライトの光は結構強い。かばんの中に入れるなどして隠しても、会場が真っ暗になると周りからは結構しっかり見えてしまう。

真剣乱舞祭の公式ペンライトなら、電源をオフにしても電池を抜かない限り電源を切る直前につけていた色がそのまま点灯するので、いちいちボタンを連打しなくて済むぞ。


・その5、持ち込んでもいいものと持ち込んじゃダメなものを確認しよう!

ペンライト、サイリウム、うちわ、扇子、公演グッズのタオルやスカーフ。これ以外の応援グッズを会場に持ち込むのはNGだ。他の界隈では推しの名前を書いたボードや垂れ幕を持っていくところもあるみたいだけど、真剣乱舞祭では禁止されている。

例外としてぬいぐるみは持ち込みOKだけど、応援グッズとしては認められないのでかばんの中で音だけ楽しんでもらおう。


・その6、コロナ対策も忘れずに!

悲しいことに、まだまだ新型コロナウイルスが各地で猛威を振るっている。このお祭りを最後まで楽しみ尽くすためにも、観客である私たちも感染対策を引き続き怠らないようにしよう。

特に今回の真剣乱舞祭では久しぶりに席を友人や家族などと連番で取れるようになったこともあり、つい会場で「めちゃくちゃ楽しかった!」「推しのここヤバかった!」と盛り上がりたくなってしまうこともあるだろう。

しかし、そこはぐっとこらえて、会場では声を出さないようにしよう。ここで新型コロナウイルスに感染してしまったら、せっかくの真剣乱舞祭を100%の楽しい思い出として残しておくのは難しいはずだ。

万が一にも考えたくはないけれどキャストの方たちが感染してしまったら、残りの公演が全て中止になってしまう可能性だって十分にある。

そこでおススメなのが、LINEや携帯のメモ帳機能で会話をすること。音を出さないようにすることとWi-Fiを切ることさえ守れば公演中以外はスマホを使用しても大丈夫なので、思いの丈は携帯の中に叫ぼう。

筆者は同行した方とこの方法で会話をしていたのだが、あとで見返したら公演直後の愉快な悲鳴が残っていて大変面白かった。

会場付近の電波が悪く、せっかくのLINEなのにお互い画面を見せ合いながら会話したのもいい思い出だ。これから参加される方は是非やってみてほしい。


・まとめ

長々と書いてしまったので、最後にまとめを書いておこう。

・背もたれに背中をしっかりつけよう
髪を盛りすぎないようにしよう
うちわのルールはしっかり守ろう
ペンライトのルールもしっかり守ろう
持ち込み禁止の応援グッズもあるよ
会話は控えよう
・スマホはマナーモードにしてWi-Fiは切っておこう

以上7つのことを守っていれば、自分も周りの人も楽しい観劇ができるはずだ。

詳細を確認したい方は、ミュージカル刀剣乱舞の公式ホームページ「真剣乱舞祭2022」内にある「公演に関するお知らせ」を見てほしい。公演に関することは基本的にここに全て書いてある。

今回ご紹介したルールやマナーは基本的にミュージカル刀剣乱舞のどの公演においても通用するものだけど、今後の公演では規定が変わる可能性もある。

自分が参加する公演の「公演に関するお知らせ」はしっかり確認して、皆で楽しい時間を過ごそう!

参考リンク:ミュージカル刀剣乱舞 真剣乱舞祭2022
執筆・イラスト:うどん粉
Photo:RocketNews24.
ScreenShot:LINE

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