写真に強い光が入ったときに虹色の玉・六角形が入ることがある(レンズゴーストと呼ばれている)。
本来は入ってほしくないものだが、光の眩しさを表現する方法としてアニメではわざとで描かれたりしている。
だがスマホではいい感じに入らない。
それを解決しました。
編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー)
前の記事:悪者ピクニック
> 個人サイト webやぎの目
これがレンズゴースト
この写真の中央にある半透明の六角形がゴーストだ。
カメラによって六角形や丸になるが、これがあると眩しい光があるのだなと我々の脳は理解する。
まんがで怒ってる人に湯気が描かれるのと同じである(誰も実物を見たことはないけど分かる)。
いい感じのゴーストを入れるには一眼レフでそれなりのレンズを使わないといけないし、そもそもスマホで六角形にならない。
勘の良い方はもうお気づきかもしれないが、板である。
作りかた
「すごい!どうやって作ったの!?」という読者の声が聞こえる。OK! 作り方を教えよう。
用意するものは透明なプラスチックの板だ。アクリルでも塩ビでもホームセンターで売ってるものでよい。
ゴーストが入っている写真をいろいろ見ると、青い光でもひとつぐらいオレンジや紫が混ざっている。なのでゴースト板も程よく混ぜて作った。
たぶん想像通りの作りかただったと思う。僕もこんな感じかな~と考えながら作ったらできた。
持ちかたと撮りかた
さあレンズゴーストの作り方もわかったところで撮りかたである。端っこを持つのがゴースト感出るみたいだ。
一層エモい夕陽バージョンもある
オレンジの六角形が多くしたものも作った。夕方の光でゴーストを出したいときはこれである。
もちろん太陽がどっちに出てるかなんて気にしなくてもいい。掲げれば良い。
エモーショナルに感じるのはiPhoneのポートレートで撮っているからではないかという気がしなくもないが、その検証は次の機会に譲るとしよう。
まっすぐ貼ったつもりだったが、できてみるとフニャッとしている。
だが、光よりも速度で移動しながら撮られたゴーストはこうなるかもしれない。高速移動するSFのラストシーンはきっとこんな感じのゴーストが入るに違いない。
この記事を読んでいる皆さんはそのシーンを先に見ることができた、と思ってください。
多幸感フィルター
意外にそれっぽく見える手作りゴースト、写真を見ていると光の眩しさに目を細めたくなる。多幸感を感じる。
多幸感におをつけるお多幸となっておでん屋になるのも不思議である。