Googleにスパイウェア扱いされたメールアプリ、作者が開発とサポートの打ち切りを宣言【やじうまWatch】

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 Googleにスパイウェア扱いされたオープンソースのメールアプリの作者が、開発およびサポートを打ち切ると宣言し、波紋が広がっている。

 「FairEmail」と名付けられたこのメールアプリは、Gmail、Outlook、Yahooなどほぼ全てのメールプロバイダーと連携可能な、オープンソースのAndroid用メールアプリ。2018年に誕生して以来、プライバシーを重視した設計と、高速かつ軽量であることが評価されて多くのファンから支持を集めていたが、状況が一変したのは、連絡先を無断アップロードしているとして、Googleがスパイウェアのフラグを立て、Google Playストアでのページを削除したこと。作者は事実と異なると否定し、現在はGitHubやF-Droid経由でプログラムの提供が行われているが、Googleとのやり取りに嫌気が差したのか、誤ったフラグが消えない限り今後の開発とサポートは行わないと宣言し、他のアプリについても配布停止の措置を行っている。どちらの主張が正しいかは定かではないが、この件を報じた「Android Police」は、Googleは開発者とのコミュニケーションを強化し、修正のための具体的な問題点を指摘すべきだとコメントしている。

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