【ニュース・フラッシュ】Antec、水冷環境向けのオープンフレーム型フルタワーケース

　株式会社リンクスインターナショナルは23日、AntecのフルタワーPCケース「CANNON」を5月28日に発売すると発表した。実売予想価格は6万9,800円。

　CANNONは、オープンフレームデザインのPCケース。水冷環境での構成に向くという設計で、360mmサイズの大型ラジエータを3台同時に設置できる。また、3分割されたオープンフレームには、ポンプやラジエータの搭載を想定したスペースも備える。簡易水冷だけでなく、本格水冷の構築もできるのが特徴だ。

　そのほか、ケース中央には33mmのケーブルマネジメントエリアを確保するほか、電源ユニット周りの配線を覆う「PSUシュラウド」など、ケーブルマネジメントにも配慮したレイアウト設計がなされている。

　対応するフォームファクタはExtended ATX/ATX/microATX/Mini-ITX。対応するCPUクーラーの高さは最大85mm(空冷の場合)、拡張カードの対応サイズは最大385mm。

　ストレージは3.5インチシャドウベイ、2.5インチシャドウベイ×2。

　フロント部のインターフェイスは、USB 3.0×2、USB 3.1 Type-C、音声入出力。

　本体サイズと重量は、261×604×481mm(幅×奥行き×高さ)、約10kg。

オープンフレーム構造

ビデオカードは前面と側面のどちらかに搭載できる

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