ちむどんどん、兄・賢秀に「キングボンビー」の呼び声 またもや金銭問題で視聴者呆れ

J-CASTニュース

   2022年5月20日に放送されたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で、俳優の竜星涼さん(29)が演じる比嘉賢秀に対し、テレビゲーム「桃太郎電鉄」シリーズの登場キャラクター「キングボンビー」になぞらえる声がツイッターに上がっている。

   前日19日の放送では、黒島結菜さん(25)演じる主人公・比嘉暢子と、兄・賢秀が横浜・鶴見で再会。20日の放送では2人が暢子の下宿先で並んで布団に入る姿が描かれたが、翌朝「事件」が起きたのだった。


  • 竜星涼さん(写真:アフロ)

「さすが比嘉家のキングボンビー」

   暢子が目を覚ますとすでに賢秀の姿はなく、代わりに布団の上には暢子の財布と共に書き置きがあった。そこには、「金は部にして返す! 賢秀」(原文ママ)という、「倍」と「部」を間違えつつも、金を返す意志はあるとする文字が躍っていた。

   驚く暢子が財布を開けると、中から出てきたのは10円玉が1枚。「まさかやー!」の一言と共に、暢子は自身の金を賢秀に持ち逃げされたと気づくも時すでに遅し。賢秀はすでに暢子の下宿先から姿をくらましていたのだった。

   賢秀といえば、4月11日のドラマ放送開始以降、親戚から借りた金を怪しい投資話に注ぎ込み、全額を持ち去られたほか、自らが出場したボクシングの試合のファイトマネーと見せかけて60万円の仕送りを送るも、その資金源が周囲からの借金だったことが判明するなど、金をめぐってのだらしなさで実家を翻弄してきた存在だった。

   ツイッター上には「ニーニーの疫病神感がすごい」といった賢秀への呆れ声が多かったが、20日の放送では、

「さすが比嘉家のキングボンビー」
「『倍にして返す』じゃねえ! やっぱりキングボンビーだ!」
「ニーニーはあれだ。キングボンビーみたいなもんだ。心を無にしてただ通り過ぎるのを待つしかない」

といった声も上がった。

   「キングボンビー」とは、テレビゲーム「桃太郎電鉄」シリーズに登場するキャラクター。同ゲームは双六形式で進行し、資本金を物件に投資するなどして利益を上げていくが、プレーヤーの金を勝手に使うなどの悪さをする「ボンビー」がプレーヤーにとりつく。ゲームが進むとより多額の金を奪うなどする「キングボンビー」に変身することがあり、プレーヤーから恐れられる存在として知られる。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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