ツバメノート監修、ノートに書いた内容をリアルタイムでデータ化できる「KOJIRO/MS-B5TNOTE」発売 

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 株式会社エアリアは、紙とデジタルの両方に同時に記録できるデジタル/アナログノート「KOJIRO/MS-B5TNOTE」を5月17日に発売した。老舗ノートメーカーのツバメノート株式会社がデザインを監修している。市場想定価格は1万7000円。

 同製品はノートカバー状のデバイス本体と、ボールペンとしても使えるスマートペンで構成され、ツバメノートの「A5サイズ5mm方眼タイプ」が付属する。本体にノートをセットしてスマートペンでノートに書き込むと、Android/iOS用の専用アプリ「eDraw」でペンの動きを感知し、リアルタイムにデジタルデータ化できる。スマートフォンとはBluetoothで接続する。

 デバイス本体にセットするノートは、A5サイズで厚さ14mmまでのものに対応。ペンは8192段階の筆圧を感知し、アプリ内で筆圧に応じた線を描くことができる。また、高性能な読み取り精度で、ノートに書いた内容が途切れることなく、アプリ側に記録できるとしている。

 eDrawを使わない場合でも、デバイス本体に内容を記録可能。ノートのページをめくったときは、カバー側のボタンを押すことで、デジタルデータ上でもそれまでの内容を1ページとして保存して新しいページに移行するが、本体内に最大150ページ分を記録し、後でeDrawにデータを取り込むことができる。

 eDrawでは、データのシェアや修正が可能なほか、ペン先の太さや色を変えるなどの機能も持つ。

専用アプリ「eDraw」の画面

 PC(WindowsまたはMac)とUSB接続することもでき、ペンタブレットとして認識される。IllustratorやPhotoshopなどのグラフィックソフトのほか、ExcelやWordなどのオフィスソフト、Zoomなどの通信ソフトでも利用可能。

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KOJIRO/MS-B5TNOTE 紹介動画

 対応OSは、Windows 7以降、Mac OS X 10.0以降、Android 6.0以降、iOS 9.0以降。

 デバイス本体のサイズは約261×210×10mm、重量は約515g。専用スマートペンのサイズは約157×14.55×12mm、重量は約18g。スタイラス交換芯×3、ボールペン交換芯×5、芯交換用器具のほか、デバイス本体とスマートペンの充電およびPC接続用のMicro USBケーブルも付属する。

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