ニューヨーク州バッファローのスーパーマーケットで米国時間5月14日、男が銃を乱射し10人が死亡した。男は、Amazon傘下のゲーム実況配信サービス「Twitch」でその様子を配信していた。
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13人が死傷したこのTops Friendly Marketsでの銃乱射事件で、同州コンクリンに住む18歳の白人、Payton Gendronが逮捕、起訴された。被害者のうち11人は黒人で、警察はこの事件をヘイトクライムとして捜査していると発表した。
Twitchは、このスーパーマーケットで銃撃が始まってから2分以内に、同プラットフォームからライブ配信映像を削除したと説明した。
被告人はまた、犯行声明とみられる180ページに及ぶ憎悪に満ちた文書を匿名掲示板「4chan」に投稿しており、その中で反移民の主張を展開し、黒人を標的にする計画について明らかにしていた。
暴力行為がライブ配信されて一般の人々の目に触れてしまう問題は続いており、今回の銃撃はそうした最新の例となった。Twitchをはじめとするプラットフォームに対しては、責任を問う声が高まっている。
2019年3月には、ニュージーランドのクライストチャーチにあるモスク2カ所が銃撃され、イスラム教礼拝者51人が犠牲になる事件が起きた。この時、銃撃犯はFacebookを使って事件をライブ配信していた。同年10月には、ドイツのシナゴーグ(ユダヤ教会堂)付近で銃撃事件が起きて2人が死亡し、犯人はTwitchを使ってこの模様をライブ配信していた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。