まったく盛り上がらない参議選で密かに注目浴びる東京選挙区での「呆れたバトル」

ビジネスジャーナル

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自民党のHPより

 参議院選挙は予定される公示日まであと1カ月ちょっとなのに、まったく盛り上がっていない。ただ、毎回必ず注目を集めるのは著名候補も多い大票田の東京選挙区(改選議席6)だ。今のところ主要政党で当落に絡みそうな予定候補者は9人。自民党は現職の朝日健太郎氏(46)と元「おニャン子クラブ」メンバーの生稲晃子氏(54)の2人を擁立する。

 公明党は現職の竹谷とし子氏(52)、立憲民主党は現職の蓮舫氏(54)と元衆議院議員の松尾明弘氏(47)の2人、日本維新の会は大阪市議で元プロスノーボーダーの海老澤由紀氏(48)、共産党は現職の山添拓氏(37)を予定。他にれいわ新選組から新宿区議の依田花蓮氏(50)、小池百合子都知事が顧問を務める地域政党「都民ファ―ストの会」の政治団体「ファーストの会」から都議の荒木千陽氏(40)が出馬を表明した。

「自民の1議席、公明・竹谷氏、立憲・蓮舫氏の3議席は、ほぼ決まりでしょう。残り3議席を、自民のもう1人、立憲・松尾氏、共産、維新、ファーストで争う構図となるのではないか。台風の目は、れいわ。候補者差し替えで、東京に馴染みの深い山本太郎代表が出ることになれば、残り3議席の争いに加わります」(東京の選挙関係者)

 そんななかで、永田町の玄人筋が注目するのは自民党内のタレントバトルだ。生稲氏がいわゆるタレント候補なのは誰でも分かるが、実はもうひとりの朝日氏も、もともとはタレント候補なのだ。

「6年前の参院選で自民党が当初擁立しようとしたのは作家の乙武洋匡氏でしたが、スキャンダル報道もあり不出馬になった。その後、代わりを探して、投票日1カ月前というギリギリになって出馬表明にこぎつけたのが朝日氏でした。もっとも、ビーチバレーの元五輪代表で、199センチという長身が目立ちますが、一般に知名度があるかというと微妙。もうひとりの自民党候補が地味な元官僚の現職だったので、空中戦のできるタレント候補を探すはずだったのに、東京五輪もあるし、スポーツ選手ならいいのではないか、という判断で、中途半端な人選でした」(自民党関係者)

 過去の東京選挙区での自民党候補は、1人が組織票を中心に固める地味な候補、もう1人が無党派層にも訴求できるタレント候補、という形で2人を当選させてきた。3年前の2019年と9年前の2013年は、医師会が支援する武見敬三氏と元アナウンサーの丸川珠代氏。6年前の2016年は、元官僚の中川雅治氏と朝日氏。

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