ASUSTORは、M.2 NVMe SSDスロット×4および2.5GBASE-T×2を搭載したNASキット「Lockerstor Gen2」シリーズ3製品を、5月11日に発売した。Amazon.co.jpでは、6ベイの「Lockerstor 6 Gen2(AS6706T)」が11万5000円、4ベイの「Lockerstor 4 Gen2(AS6704T)」が8万7000円、2ベイの「Lockerstor 2 Gen2(AS6702T)」が6万6000円で販売している。
6/4ベイモデルにはPCIe 3.0スロットが標準で搭載され、10GbE対応の有線LANカードなどを利用できる。
各モデルともNVMe SSD用のM.2スロット×4を搭載。SSDの冷却のため、放熱性の高い素材を使うとともに、筐体上部に呼吸孔を設けてエアフロ―を向上させているという。本体背面には、6/4ベイモデルは120mmファン×1、2ベイモデルは70mmファン×1を搭載する。
CPUにはJasper Lake世代のIntel Celeron N5105(クアッドコア 2.0GHz)を搭載。バースト時は2.9GHzで、従来製品に搭載していたGemini Lake世代と比較して約31%高速だという。メモリは、6ベイモデルは8GB、4/2ベイモデルは4GBのDDR4-2933 SO-DIMMを搭載している。
2.5GbEの有線LANポート×2を搭載し、リンクアグリゲーション(LAG)もサポート。LAGとRAID 5の構成でSMBマルチチャネルを使用した場合、最大転送速度が読み取りで590MB/s、書き込みで562MB/sになるとしている。このほか、USB 3.2 Gen2×2、HDMI×1のポートを搭載。OSには「ADM 4.1」を採用している。
各モデルのサイズ(幅×奥行×高さ)および重量は、Lockerstor 6 Gen2が230×233×185mmで4.87kg、Lockerstor 4 Gen2が170×230×185mmで2.96kg、Lockerstor 2 Gen2が108×230×163.5mmで2.42kg。