賃貸として提供中のホテルの部屋を、入居者が帰らない日は別の人が利用できる宿泊予約ポータル、「unito」が開設 宿泊料金は1泊5900円から、入居者には家賃割引

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 株式会社Unitoは、同社が提供している「住んだ分だけの家賃で暮らせる」賃貸サービス「unito(ユニット)」の部屋を、入居者が帰らない日にホテルとして利用できる宿泊予約ポータルサイトをオープンした。ホテルとして利用する宿泊者は1泊あたり5900円から利用できる。

 従来の「unito」のサービスは、ホテルや民泊などの宿泊施設を、決まった日数分の家賃で賃貸住宅として入居者に貸し出すもの。今回提供を開始した宿泊サービスは、unitoの入居者が帰らない日の部屋を、さらに宿泊者に貸し出す(リレントする)サービスだ。

 リレントにより、入居者は、帰らない日の分の家賃が差し引かれるようになる。例えば、入居者が1カ月住んだ場合の家賃が13万8000円で、帰らない日が11日分あり、1日あたりのリレント割引額が3000円の場合、11日間リレントすることで家賃が3万3000円差し引かれ、10万5000円となる。

リレント時の家賃計算の例

 リレント時には、入居者が外出してから宿泊者がチェックインするまでの間と、宿泊者がチェックアウトしてから入居者が帰るまでの間の2回のタイミングで部屋の清掃が行われる。これにより、宿泊者と入居者は、タオルやシーツの交換、床掃除、食器洗いなどのサービスを受けることが可能だ。

 また、鍵付きの収納スペースを完備しており、入居者はリレント中でも荷物を部屋に置いておけるという。

収納スペースの例

 unitoでは、関東、関西、北海道の3エリアで、都市部や観光地にある物件を取り扱っている。物件のタイプは、ホテルタイプ、アパートメントタイプ、一軒家の3種類がある。

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