「座ったまま あらゆる作業をこなせる自室環境」で仕事効率アップ ~ 須田英之(ヘリックス・クリエイティブ株式会社 代表取締役)の在宅ワークスタイル【みんなの在宅ワーク:第75回】

INTERNET Watch

 こんにちは、すだっちと呼ばれることが多いですが、ヘリックス・クリエイティブ株式会社の須田英之です。

 ヘリックス・クリエイティブは、「やりたい! つくりたい!」を具現化するデジタル・アナログ全方位対応クリエイティブカンパニーです。本当に求めるゴールは何なのかを導き出し、具現化した後の保守運用までトータルでサポートしています。

 2008年に「BB Watch」の連載「デスクトップ百景」の第六十八景で取り上げていただきましたが、14年経って大きく環境も変わったので、現状の勤務環境をご紹介します。

音声・映像編集のために、充実した音声モニター環境を構築

 元々、メンバーが集まれるオフィスを借りていたのですが、一昨年に解約し、現在は全従業員がリモートワークで働いており、私も自室に執務スペースを作っています。

自室の執務スペース

 業務上、作業しながらビデオ会議をすることが多く、メインPCでは画面共有用にカメラ&マイク無しでビデオ会議に参加し、映像と音声はiPad Proに任せています。

 ウェブ制作だけではなく、ドラマの主題歌・BGMの依頼やサウンドロゴの作成、映像編集の業務もあるため、きちんとした音声モニター環境を大事にしています。

 オーディオインターフェースはRMEのFireface UCXで、それをGENELECの8020に繋いでいます。ミュート忘れてZoomに入るととんでもない音量でハウリングするので、毎回、気を付けています(でも、何度も忘れてZoom入ってはご迷惑をおかけしております……)。

 マウスやトラックパッドは使わず、トラックボールをずっと使っています。元々はマイクロソフトのトラックボールを愛用していたのですが、残念ながら生産終了になってしまったので、現在はKensingtonです。

座ったままあらゆる業務をこなすため、必要なものを机の周りに設置

 1回座ったら、その場でありとあらゆる業務がしたいので、机の周りに必要な物はそろえてあります。

 机向かって右側には、A3が印刷・スキャンできるインクジェット複合機、その横にA4レーザープリンター。後、合計20TB分の外付けドライブ。後、撮影仕事もあるのでカメラ機材が入っている防湿庫と、ケーブル類を無印のキャビネットに入れて整理しています。

机の右側は、プリンターや外付けドライブ、カメラ機材やケーブル類などを整理

 机向かって左側には、最近、積極的に時間を作って参加しているVR用のセットと、契約書などのドキュメント類。そして趣味のDJ用のXDJ-RRを置いています。夏にはVR上でDJデビューしようと企んでいます。

机の左側は、VRやDJ機材、書類など

 椅子は2008年のデスクトップ百景から変わらずアーロンチェアですが、昨年、座面が折れるという事件が起こり、現在は2代目のアーロンチェアです。社外品のヘッドレストも付けています。

 現在の須田環境はこんな感じです。皆様のご参考になれば幸いです。

須田英之の在宅ワーク環境

  • メインPC:Mac Pro(2013)、Razer Blade 15
  • ディスプレイ:2画面
  • キーボード:Magic Keyboard
  • マウス/トラックボール/トラックパッド:Kensington スリムブレードトラックボール
  • カメラ:iPad Pro 11インチ+Magic Keyboard
  • マイク/ヘッドフォン/スピーカー:Shokz OpenComm、RME Fireface UCX、beyerdynamic DT1990 Pro、GENELEC 8020
  • ビデオ会議サービス:Zoom、Google Meet、Office 365
  • 机:大きめのテーブル
  • 椅子:アーロンチェア
  • その他小物:BALMUDAのデスクライト、Oculus Quest 2

須田 英之

新卒でヤマハ株式会社に入社し、新規事業やレコード会社への出向、ボーカロイドのディレクターを担当し、2014年にヘリックス・クリエイティブ株式会社を起業。2021年に一念発起し、128kgから75kgまで減量。2022年は65kgを目指して引き続き減量中。

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