Google純正スマートウォッチ「Pixel Watch」の写真がリーク、レストランの忘れ物として見つかる

GIGAZINE



Googleは独自開発のスマートフォンやChromebookをPixelブランドの下リリースしていますが、これに新たにスマートウォッチの「Pixel Watch」が加わるのではとウワサされています。モバイル関連メディアのAndroid Centralは、「アメリカのレストランで忘れ物としてPixel Watchが見つかった」と報告しており、端末の詳細がわかる写真も公開しました。

Google Pixel Watch: Exclusive leaked images seem to show Google’s first smartwatch | Android Central
https://www.androidcentral.com/wearables/google-pixel-watch-live-images-exclusive

Nine ‘Pixel Watch’ photos leak — and one wacky story – The Verge
https://www.theverge.com/2022/4/24/23039835/google-pixel-watch-leak-photos-prototype-left-at-restaurant

Googleは2022年5月にGoogle I/Oを開催予定となっており、この中でスマートフォンのPixel 7とPixel Watchを発表する可能性があると報じられています。そんなタイミングで、Googleが社内でテストに使用していると思しき「Pixel Watchの試作機モデル」がレストランで発見されたと報告されました。Pixel Watchを発見した人物は自身の特定につながるため名前やレストラン名を伏せています。

Android Centralは「過去に未発表のiPhoneがバーで見つかったことがありましたが、今回の事例はそれを彷彿させます」と記しています。

Apple社員が「未発表のiPhone」をまたしてもバーで紛失したと報じられる – GIGAZINE


Googleが開発中のPixel Watchは「Rohan」というコードネームで開発が進められており、ほとんどのWear OS 3搭載スマートウォッチがQualcommのSnapdragonチップを搭載しているのに対して、Samsung製のExynosチップを採用していると報じられています。ただし、これまでPixel Watchの写真がリークされることはありませんでした。

Pixel Watchの本体は円形になっており、ディスプレイとベゼル部分の境目がないシンプルな見た目になっています。


背面はこんな感じでセンサーが内蔵されています。背面部分は金属製のように見えますが、発見者は指で触れた感触として「ガラスでコーティングされているように感じる」と説明しています。


側面には2つのボタンと竜頭。


バンドは以下の通りシリコン製のものとなっており、Apple Watchのスポーツバンドによく似た見た目です。


本体にバンドをつなぐ部分には、以下のような端子が隠されています。これについてAndroid Centralは「テスト版にのみ存在する端子の可能性がある」と指摘。


本体を起動してもディスプレイ上に「G」とロゴが輝いたのみで、動作の確認などはできなかったそうです。そのため、Android CentralはOSがまだインストールされていなかった可能性があると記しています。なお、レストランの忘れ物にはPixel Watchの充電器はなかったため、本体の充電はできなかったそうで、Android Centralは「Qi規格に準拠したワイヤレス充電機能に対応している可能性があります」と推測しています。


充電器はなかったもののパッケージは一緒に置かれていたようです。このパッケージには「このデバイスは連邦通信委員会およびカナダ産業省の規則で要求されているような承認を得ておらず、EU規制への準拠についてもテストされていません」と記されていたそうです。


なお、今回リークされたPixel Watchの写真は、過去にPixel Watchのレンダリング画像としてリークされたものと非常に似通っています

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